「仕事が辛い」の原因と対策|成果主義のエニアグラムタイプ3の場合

仕事が辛い

 「成功のためなら頑張れる!
自分はきっとうまくいくと信じている!
そのためなら、あらゆるものを犠牲にする覚悟もある!
でも、…仕事が辛い。」

 自分の成功を信じているあなたが、
「仕事が辛い」だなんて、意外な弱音を漏らす原因は、
その「成果優先主義」の“負の部分”が表れているせいかもしれません…。

ここでは、エニアグラムタイプ3の性格的な「仕事が辛くなってしまう原因と対策」について解説します。

 

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Chiyo1

タイプ3の仕事が辛くなる原因として、“成功”を追求し過ぎることがあります。
そのために、“感情論”を無視し、人からの不満や、自分の虚無感に繋がることがあります。
また、人を道具のように扱ったり、成果を偽ったりすることで、信頼を失うこともあります。

 

エニアグラムタイプ3の仕事が辛い原因①:成功のために、感情を無視して、虚無感に襲われる。

タイプ3は、成功することを目指します。
そのため、目標達成を優先し、合理的で効率的な特長があります。

(タイプ3は、男女ともに颯爽(さっそう)としていて、“できる人”のイメージをまとっていることが多いです。)

 

しかしその反面、あらゆる犠牲を払ってでも、目標達成を優先することがあります。
(犠牲になるのは、自分のプライベートな時間、健康、感情などが挙げられます。)

つまり、“ワーカホリック”になりやすいと言えます。

 

目標達成のために頑張っている最中は、そのことしか見えていないので、問題ないのかもしれません…。

しかし、目標達成した後で、自分や自分の周りの大切な人を見まわした時、
犠牲にしたものに対する後悔虚無感に苛まれることになることがあります。

(そういう話は、“成功者のエピソード”として良く聞く話とも言えますよね?)

 

タイプ3のあなたの、“成功のために邁進できる姿勢”は大きな長所です。

しかし、「成功するためには、何かを犠牲にしなければならない」という、
ナポレオン・ヒルの訓示を最優先していると、
仕事が辛い」という状況に、自ら全力で突っ込むことになると言えます。

 

そこで、オススメの対策を紹介しておきたいと思います。

それは、「たまには立ち止まって、自分や周りの人に寄り添う時間を作ること」です。

 

ふっ。(そんなことか。そんなヒマはない。)」

と、今、鼻で笑ったタイプ3のあなた!

バリバリ危険信号が出ているので、もう少し聞いて下さい!笑

 

特に、タイプ3が“成功のためには必要ないもの”として切り捨てる傾向があるのが、“感情”です。

しかし、(タイプ3は、目標達成を優先事項に考える“合理的なタイプ”ではありますが、)実は、意外と“感情に敏感なタイプ”です。

つまり、タイプ3は「目的達成のために感情を殺しがち」なのです。

 

しかし、感情に敏感だからこそ、
殺した感情の“ひずみ”は確実に蓄積していき、
いつか、大きな“空虚感”として噴出するときがきます。

(特に、タイプ3が辛い状況になるパターンとして、「成功する!」と確信していたものに“陰り”が見えたときに、それらの“ひずみ”が一気に押し寄せてきて、バーンアウト(無気力化)することがあります。)

 

よって、「自分の感情を殺せること」を自分の“武器”だと思っているのなら、
少なくともそれは“リスクのある武器”であり、「永続的に使えるものではない」と、認識しておくことをオススメします。

エニアグラムタイプ3の仕事が辛い原因②:成功のために、人を駒のように扱って、信頼を失う。

タイプ3には、

  • 客観的視点によって人の強みを見極めたり、
  • 成功した未来を狩語ることでチームを引っ張るリーダーシップを発揮する

という特長もあります。

つまり、“良きリーダー”になれる資質があるということです。
(人の才能を見抜いての適材適所や、目標設計力、ストーリー構築力などの、リーダーの素養は高い。)

 

しかし、その反面、
(精神的健全度が下がると、)
成功するために手段を選ばなくなり、
他人を、“自分の目標達成の手段(駒)”として見てしまうことがあります。

そうなると、
“チーム全体の成果(=リーダーとしての自分の成果)”だけを追って、
メンバー個々の気持ちを考慮せず、仕事を詰め込んでいた結果、
周りから大きな反感を買うことに繋がりかねません。

本来は賞賛を集められるはずの職場で、
陰口を言われたり、無視されたりすることを想像してみて下さい。

仕事が辛い。」どころではありませんよね?

 

(※「人を駒として扱うなんてとんでもない!」
と、今思っているタイプ3のあなたも、
自身が(無自覚に)ワーカホリックな分、
人にも当たり前にそれを求めてしまうということがあるので、ご注意を!)

 

ここで、今度は理想の未来を想像してみて欲しいのですが、

  • 重役や重要関係者からだけでなく、同僚や部下からも評価される。
  • 「できる人だけど…」ではなく、「できる人だし、人徳もある」と言われる。
  • 成果を出すほど、ライバルが増えてギスギスするのではなく、慕ってくれる人が増える。

そんな、“心から敬意を払われるリーダー”に、なりたいと思いませんか?

…はい。ですよね?笑

 

では、そのために必要なことは何でしょうか?
…“能力や実績”、だけではないですよね?

周りの人の気持ちを考えてフォローすることも、大切にしてみて下さい。

タイプ3のあなたには、それができるはずです。 

エニアグラムタイプ3の仕事が辛い原因③:“成果”を出すために嘘をつき、評価が下がる。

タイプ3は、成果にこだわります
(それが、「できる人」と言われる理由でもあります。)

ただし…、
(メンタルの健全度が著しく下がった場合、)
評価を得るために、上辺を装ったり失敗を隠すことがあります。

「いや、そんなダサいマネはしないけど?」
と、思っているかもしれません。

そう、通常のタイプ3ならあり得ないことです。

 

でも、成功を最重要視する性格の人が、
成果を出せずに追い込まれていて、
しかも、誰も見ていないときなら、
多少成果を盛る程度は、あり得ることと思いませんか?

この話は、その延長線上にある話です。

 

ただし、目先の成果を優先して、“人として誠実であること”を軽視すると、
人からの評価が、悪評へと一変するリスクを抱えることになります。

もし、何かやらかしてしまった場合、
もしかしたら「最悪、転職して環境を変えれば良い」とも考えるかもしれませんが、
“悪評の履歴から逃げないといけない状況”自体が、「仕事が辛くなる」重い枷になると言えます。

 

だからこそ、そういった事態を軽視せず、
過剰なほど厳しく、意識して誠実であろうとすることをオススメします。

(ほんの些細な欲が、あなたのこれまでの多くの影の頑張りを、一瞬で泡にする可能性すらあります。本当に注意して下さい!) 

エニアグラムタイプ3”仕事が辛い原因と対策”まとめ

エニアグラムタイプ3が「仕事が辛い」と感じてしまう原因と対策について、まとめます。

  • タイプ3は、成果を出すことを優先して、自分の“感情を殺す”ことがある。
    しかし、それは虚無感に襲われる原因になるので、公私ともに充実した成功者になるなら、たまには自分の気持ちをケアする時間を設けるのがオススメ。
  • タイプ3は、(特にリーダーとして活躍する際に、)人を目標達成のための手段(駒)として扱うことがある。
    しかし、真に尊敬される人(リーダー)になるなら、人の気持ちへのフォローも大事。
  • タイプ3は、目先の成果を得るために、嘘をつく(成果を盛る)ことがある。
    ただしそれは、“人からの評価”が“悪評”に変わるリスクがあるので、“人としての誠実さ”を大切にすることが重要。

 

 

Chiyo1

私は、あなたの成功を信じています。

 

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