「仕事が辛い」
「本当は、(人と接するよりも、)できれば一人で黙々と、
データを扱ったり、専門性的知識を高めれるような働き方がしたい。
でも、実際は、それだけでは通用しない…。」
そんな風に、諦めていませんか?
そんなあなたに、諦める前に知って欲しい情報があります。
それは、エニアグラムタイプ5の性格的な「仕事が辛くなってしまう原因と対策」についてです。
※「エニアグラムって、何?」という方はコチラ。
>>エニアグラムとは?
※エニアグラムタイプ5の性格特徴はコチラ。
>>エニアグラムタイプ5の性格特徴と適職
※「自分のエニアグラムタイプが分からない」という方はコチラ。
>>エニアグラム性格診断
エニアグラムタイプ5は、学者肌の人ですね!
そんなタイプ5が“仕事が辛くなる”パターンとしては、他者の気持ちの取扱いが苦手で、人と距離ができてしまうことがあります。
また、知識を学ぶ意欲が高い反面、行動力が少し乏しいので、アウトプットに時間がかかるというところ、ですね。
エニアグラムタイプ5の仕事が辛い原因①:人の感情に疎いせいで、コミュニケーションに不具合が出る。
タイプ5は、「有能でありたい」という考えがあります。
よって、知的好奇心が高く、情報収集力が高いのが特長です。
(タイプ5は寡黙で傍観者的なスタンスの人が多いです。でも、話していて、特定分野の話に及ぶと、知識量が膨大で圧倒されることがあります。)
ただ、その反面、“頭で測り切れないもの”の扱いが苦手なところがあります。
その中で、仕事に影響する最たるものが“感情”です。
“感情”の扱いを苦手とした結果、
「コミュニケーションやチームワークが不得手」という形で、
仕事に支障を及ぼす可能性があります。
例えば、
- 1人になれる環境を確保するために、人との接点を避けがちになる。
- 普段の会話でも論理性を重視するため、話が理屈っぽくなる。
- 感情表現が上手くできず、「何を考えているか分からない」と思われる。
- 物事を客観的に話すことで、冷たい印象を与えてしまう。
- 人の感情面への配慮が足りずに、「自分勝手な人」と思われる。
など。
こう言われても、タイプ5のあなたは、
「別に問題はないでしょ?仮に、多少誤解されたとしても、人間関係に気を遣う方が面倒臭い。」
と、考えるかもしれません。
確かに、(職種にもよりますが、)「過剰に人間関係に気を遣わないと、仕事ができない。」ということは少ないのかもしれません。
しかし、上司やクライアントなどに誤解されて、自分の考えを聞いてもらない状況になると、仕事が辛くなる原因になると言えます。
そこで、一度考えてみて下さい。
“コミュニケーショントラブル”の可能性を放置することで、
“自分の考えが通らなくなるリスク”を許すのは、
非合理的だと考えられませんか?
そこで、オススメの対策を紹介します。
それは、(そのリスクを低減させるに、)ほんの少しで良いので、“相手に歩み寄る”ことです。
具体的には、
- “理屈が通らない相手”でも、即シャットアウトしない。
- 会話のキャッチボールが上手くいっているかどうかを、都度確認する。
- 人に、「最近の嬉しかったこと」などを聞いて、(できるだけ)笑顔でうなずいてみる。
です。
(3は少しハードル高いですかね…。笑
1から始めて、2までいければ最低限は十分だと思います。)
※“対策”の補足
(ハードルが上がるかもしれませんが、)さらに効果的なオススメ対策方法があります。
それは…、“雑談”です。
“雑談”とは、“情報交換”ではなく、“コミュケーション”を目的に話すことです。
(だから、“論理性”や、“話の整合性”、“話に対するジャッジやアドバイス”などは、一切不要です。
↑ここのハードルが高いかもしれないですが…。)
“雑談”は人間関係を円滑にし、余計な人間関係トラブルを緩和する潤滑油になると知っておくと、役に立つと言えます。
「雑談」について分かりやすい動画があったので載せておきます。↓↓
エニアグラムタイプ5の仕事が辛い原因②:知識習得している割に、行動力が伴わず、成果が出ない。
タイプ5は、“知識”を重視します。
よって、高い情報収集力があることや、膨大な知識量があることなどが特長です。
ただしその反面、「腰が重く、行動力が乏しい」傾向があります。
「知的欲求が強い分、理解や知識の獲得が済むと、そこで満足しまうので、行動にまで移さないことが多い」
というのが、原因として考えられます。
つまりは、
「知識はあるけど経験はない(ノウハウコレクター)」
という状態になることが、往々にしてあるタイプです。
「いや、別に行動するために知識を集めているわけではないので、問題ありません。」
と、タイプ5のあなたは考えるかもしれません。
仰る通り、“知識がある”のは良いことだと思います。(汗)
ただ、仕事は、行動にまで移さないと成果に繋がらないものですよね?
成果を出していかないと、知識を蓄える行為を続けられない可能性もありますよね?
そうなると、あなたの望む働き方(一人で集中して、専門性を高められるような働き方)から遠のくことで、
「仕事が辛い」という状況になってしまうことが考えられます。
(例えば、社内で専門性を持って活動する部署にいて、勉強会やセミナーに参加することができる環境にいたとしても、そこで得た知識を成果に変えられなければ、その部署から外されてしまうかもしれません。)
よって、知識習得し続けられる環境を手に入れるためにも、“行動すること”を意識することがオススメです。
…そうは言っても、“行動が大事”と言うだけでは、抽象的ですし、ハードルも高いですよね?
そこで、もう少し具体化したオススメの対策もお伝えします。
それは、「学んだことをアウトプットする機会を持つ」ことです。
(例えば、勉強会、読書会、共有会を設けて、知識を整理して発表する、など。)
まずは、タイプ5のあなたが何に詳しいのかを周りに知ってもらうことで、
周りからのあなたへのニーズが分かってくると思うので、
あなたが行動すべきことも見えてくるはずです。
※“対策”の補足
少し変化球的なアドバイスになりますが、
タイプ5の“行動力の乏しさ”を改善する方法として、
“行動力のある力強い人(特に、そういう上司)”と一緒に働くこともオススメです。
そういう人がいると、無理にでも行動せざるを得なくなるので、視野が広がるきっかけになるからです。
(ただし、これを実践する場合は、精神的には大きく疲弊するので、休日などは少し距離を置く方が良いでしょう…。)
エニアグラムタイプ5”仕事が辛い原因と対策”まとめ
エニアグラムタイプ5が、「仕事が辛い」と感じてしまう原因と対策についてまとめます。
- タイプ5は、情報の分析が得意な反面、感情の扱いが苦手なところがあり、人とのコミュニケーションがうまくいかないことがある。
よって対策として、理屈が通らなくてもシャットアウトしないこと、会話のキャッチボールがうまくいっているかを都度確認する、などがオススメ。
(たわいのない“雑談”まで、できるようになれるとベスト!) - タイプ5は知的好奇心が高い反面、「行動力が乏しい」ところがある。
よって、オススメなのは、知識を発表する場を持つこと。
(知識豊富なタイプ5が行動する上で最適な方法であり、専門性を周知することで周りに求められること(=行動すべきこと)も見えてくると考えられるため。)
私は、タイプ5のあなたが、“邪魔の入らない知的な生き方”ができるようになることを応援しています!
関連記事として、エニアグラムタイプ5が、「知的好奇心と専門性を満たしながら、できるだけ一人で集中できる環境で働けるようになるための“秘訣”」をコチラにまとめたので、よければ参考にして下さい。