「エニアグラムとは?」
と聞かれた時に、“ドヤ顔”で語れるレベルのポイントを超簡単に解説しますね!
※「説明は要らない!とりあえず診断してみたい!」
という方はコチラをどうぞ。
>>エニアグラム超簡易診断。
“エニアグラム”とは?
エニアグラムは、人の性格を9タイプに分類する性格診断手法です。
…ただ、“性格診断の方法”って他にもたくさんありますよね?
(血液型、MBTI16分類、ビッグファイブ理論、ソーシャルスタイル理論、DiSC理論、エゴグラム、星座占い、動物占い、などなど。)
そんな中で、
「エニアグラムって、何が特徴的なの?」
と思いません?
エニアグラムが他の性格分析方法と異なるポイントは、
人の性格を、表面的な“性格”特徴での分類ではなく、
性格を特徴付ける“動機”で分類する点です。
エニアグラムで分類する9種類の“動機”とは?
エニアグラムで分類する“動機”とは何かというと、
- 行動(意識)を決定する無意識のこと
- 「これが自分だ」という感覚を満たせるもの
- 満たされないとストレスが溜まるもの
と言えます。
エニアグラムでは、動機(“欲求”)は、“恐れ”に紐付いていて、さらに恐れは“囚われ”に紐付くと言われています。
が、ここでは割愛します。
とりあえずは、“こうありたいと思う自分像”が9種類あると理解して下さい。
さらに、これら動機を、次の9種類に分類して性格を診断します。
タイプ | 動機 |
1 | 正しくありたい |
2 | 愛されたい |
3 | 価値ある存在でいたい |
4 | 自分らしくありたい |
5 | 有能でありたい |
6 | 安全でありたい |
7 | 楽しくありたい |
8 | 強くありたい |
9 | 平和でありたい |
エニアグラムでは、これら9種類の“動機”に基づいて、人の性格(行動や考え方のパターン)は決まると言われています。
エニアグラムは、行動の根底にある“動機”で性格分類するので、精度が高いワケです。
エニアグラムはウサん臭い?歴史や実績(世間からの評価)は?
「“無意識”って言葉が出てくると、何かウサん臭い…。」
と、思う人もいるかもしれません。
(気持ちはすごく分かります。苦笑)
しかし、エニアグラムは、“性格診断による能力開発”としての歴史と実績があるので、それも紹介します。
歴史としては、
そもそもの起源は、約1万年前のエジプトにあると言われるほど古いものです。
さらに、2千年前のイスラム教の一派が“能力開発の秘術”として扱っていたと言われています。
これを、神秘家クルジェフ(1877~1949)という人が発見し、西欧社会にもたらされました。
その後、1970年代になって、スタンフォード大学の研究者を中心に研究され、現代利用されているエニアグラムに体系化されたと言われています。
実績としては、
これまで様々な大手企業で、“マネジメント研修”として導入されてきた経緯があります。
(グーグル、アマゾン、アップル、ディズニー、コカ・コーラ、P&G、ソニー、トヨタ、東芝、NTTグループ、モトローラ、ヒューレットパッカード、などなど。)
性格診断の方法って、本当に色々ありますが、
(企業や個人が「独自に開発しました!」というのも、たまに見かけますしね。)
でも、歴史や実績から見ると、その信頼性はエニアグラムが圧倒的と言えます。
エニアグラムは神経伝達物質との相関(科学的証拠)もあり!?
さらに、エニアグラムは、科学的な証拠として、
「エニアグラムによって分類される各性格タイプの特徴と、神経伝達物質の高低に相関がある」
ことが報告されています。
各神経伝達物質の効果と、それに関係するエニアグラム各タイプの性格特徴についても、簡単に説明します。
●セロトニン
セロトニンは、精神を安定させる神経伝達物質と言われています。
実際、セロトニンHighに位置づけられるタイプ2,7,9は、エニアグラム性格分類的に「楽観的」な特徴があると言われるので、相関性があると言えます。
(※これは「ハーモニクス理論(≒問題対応)」に相関していると言われています。詳しくはコチラ。
>>問題対応3パターン!エニアグラムハーモニクスは神経伝達物質セロトニンと関係?)
●ノルエピネフリン
ノルエピネフリン(=ノルアドレナリン)は、ストレスに反応して分泌させる神経伝達物質と言われています。
実際、ノルエピネフリンHighに位置づけられるタイプ5,6,7は、エニアグラム性格分類的に「不安」を感じやすい特徴があると言われるので、相関性があると言えます。
(※これは「中枢機能(センター)(≒欲求対象)」に相関していると言われています。詳しくはコチラ。
>>欲求の対象3パターン!エニアグラムセンターは神経伝達物質ノルエピネフリンと関係?)
●ドーパミン
ドーパミンは、やる気に繋がる神経伝達物質と言われています。
実際、ドーパミンHighに位置づけられるタイプ3,7,8は、エニアグラム性格分類的に「自己主張的」な特徴があると言われるので、相関性があると言えます。
(※これは「社会的スタイル(≒社会戦略)」に相関していると言われています。詳しくはコチラ。
>>社会での態度3パターン!エニアグラム社会的スタイルは神経伝達物質ドーパミンと関係?)
「神経伝達物質と相関性がある」って報告があるのは、性格診断としての信頼性の高いと言えそうです!
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