「仕事が辛い…。
いや、仕事は楽しいし、ワクワクしている!
…でも、立ち止まったら、“辛さ”に飲み込まれてしまう気がして怖い。」
そんな悩みが、頭をよぎる時はありませんか?
“仕事が楽しくて、常に走り続けているタイプ”の人は、
意外にも、その“前向きでアクティブな性格”が、
“仕事が辛くなる”状況を、生んでいる可能性があります。
ここでは、エニアグラムタイプ7の性格的な「仕事が辛くなってしまう原因と対策」について解説します。
※「エニアグラムって、何?」という方はコチラ。
>>エニアグラムとは?
※エニアグラムタイプ7の性格特徴はコチラ。
>>エニアグラムタイプ7の性格特徴と適職
※「自分のエニアグラムタイプが分からない」という方はコチラ。
>>エニアグラム性格診断
エニアグラムタイプ7が“仕事が辛くなる”パターンとして、楽しさを追求するあまりに、新しいことに手を出し過ぎて、未完了の仕事が増え続けるということがあります。
また、飽き性なところがあり、一定以上の成果やスキルに繋がりにくいという点も挙げられます。
さらに、楽観的なので、うっかりミスが多く、それを繰り返した結果、人からの信頼を失ってしまうこともあります。
エニアグラムタイプ7の仕事が辛い原因①:新しい案件に手を出し過ぎて、未完の仕事が溜まり、首が締まる。
タイプ7は、「楽しくありたい」と考えています。
よって、考え方がポジティブで、興味のあることに対する行動力が高いのが特長です。
(タイプ7は、とにかく楽しそうです。そして、フットワークが軽く、考えてから行動するまでが早いイメージです。)
ただし、その反面、「たくさんの興味のあることに手を出して、結局どれも終わらない。」と、なる場合があります…。
(…思い当たる節、ありますよね?笑)
多くのことに手を出せば、その分、色々な可能性に挑戦できるので、自分自身としては満足かもしれません。
しかし、「完結していない仕事が増えていく」という状況は、
- “やりきらないといけないこと”が溜まっていく
- 周りからの信頼が無くなっていく
という点で、タイプ7自身の首が締まることに繋がっていってしまいます。
つまり、「自由が制限されていく」ということです。
それは、タイプ7のあなたにとって、もっとも「仕事が辛い」状況ですよね?
そこで、オススメの対策をお伝えします。
それは、「仕事をちゃんと最後まで終わらせる」ために、次のことを意識することです。
- やりかけている仕事を整理する。
(「もうやらない」のなら、仕事としてちゃんと締める。) - 新しい仕事に手を付ける前に、精査する。
(「とりあえずやってみる」前に、やり切れるかどうかを考える。) - 「やると決めた仕事」は、なんとか最後までやりきる。
(飽きても、別の新しい案件に走らない。)
タイプ7はスピード感があって、パワフルでもありますが、
自分のリソースを無限に見積もることなく、
“選択と集中”を意識することがオススメです。
エニアグラムタイプ7の仕事が辛い原因②:飽きやすいので、スキルやキャリアが育ちにくい。
タイプ7は、「楽しくありたい」と考えているので、好奇心旺盛で、行動力があるのが特長です。
ただその反面、“熱しやすく冷めやすい”ところもあります。
よって、一カ所に留まったり、同じことを長期間繰り返すことが苦手で、「忍耐力が乏しい」とも言えます。
そうすると、仕事上問題になる事として、
「スキルやキャリアを育てにくい」ところがあります。
様々な経験があったとしても、それぞれのスキルが育たなければ、“器用貧乏”で終わってしまうこともあるでしょう。
そうなると、「頑張っている割には、できることが増えない」ので、“自由に仕事ができる環境”が整っていかないことが考えられます。
(タイプ7はポジティブなので、それで「仕事が辛い」とまでは思わず、精力的に仕事を続けていけるかもしれません。でも、「もっと自由に楽しく仕事ができるようになるチャンス」を逃しているとしたら、すごく損していると思いませんか?)
…そうは言っても、
「楽しくないと思ったことは続けられない!飽きたらもう無理!」
と、考えているかもしれません。
(ですよね?笑)
そこで、オススメの対策をお伝えします。
それは、「飽きた」としても、他のことには移らずに、
“楽しんで続けられる工夫”を考えることです。
(それは、得意分野ですよね?)
「自分は飽きやすい性格だ」と自覚した上で、あらかじめ“飽きない工夫”を考えておけば、
あなたのエネルギーは、“より楽しく・より自由に仕事ができる環境”へと繋がっていくと言えるでしょう!
エニアグラムタイプ7の仕事が辛い原因③:楽観的で、うっかりミスが多く、他者からの信頼が下がる。
タイプ7は“楽しくある”ことを大事にするので、「物事にポジティブに取り組む」という長所があります。
ただし、その“楽観的さ”の短所として、“うっかりミス”や、“抜け漏れ”が多い傾向もあります。
(ミスしても「ま、いっか。」と気にしない質なので、危機感が低いことも原因です。)
“うっかりミス”が続くと、
(タイプ7のあなた自身は、あまり気にしていなくても、)
周りからの信頼は下がっていくものです。
そのせいで、「人から疑いの目を向けられる」、「細かいことをチクチク言われる」ことにも繋がりかねません。
(あるいは、チェックしれくれる人がいない場合には、それが大きな問題に発展する可能性もあり得ます。)
それって、“楽しい状況”ではないですよね?
“楽しくない状況”が積みあがっていく事態は、タイプ7のあなたとって「仕事が辛い」原因となり得ます。
なので、オススメの対策をお伝えします。
それは、完了した仕事に対して「ミスがないか」を(最後に一度は)確認することです。
そのひと手間が、周りのあなたへの認識を、
“仕事は早いけど雑な人”から、
“仕事が早くてちゃんとしている人”に変えて、
信頼や裁量権を獲得し、自由を増やす結果に繋がると言えます。
エニアグラムタイプ7”仕事が辛い原因と対策”まとめ
エニアグラムタイプ7が「仕事が辛い」と感じてしまう原因と対策について、まとめます。
- タイプ7は、好奇心旺盛で行動力がある反面、色々なことに手を出し過ぎて、未完了の案件が増えることがある。
よって、“選択と集中”を意識することがオススメ。 - まタイプ7は、「忍耐力が乏しい(飽きやすい)」ところがあり、スキルが育ちにくいところがある。
よって、飽きても最後までやりきれるような「楽しく継続する工夫」を考えるのがオススメ。 - タイプ7は“楽観的”で、うっかりミスが多い傾向がある。
よって、(最後に一度は)チャックし直すように意識するのがオススメ。
私は、タイプ7のあなたが、楽しく生きられることを応援しています!
関連記事として、タイプ7が、「“自由に楽しく働ける職”に就く秘訣(できるだけやりたくないことをやらなくて済むための方法)」について、要点を整理しています。