

ここでは、エニアグラムのタイプ6ウイング5(6w5)とタイプ6ウイング7(6w7)の違いを紹介します!
“どう違うのか?”だけでなく、“なぜ違うのか?”にも焦点を当てて説明していきたいと思います!
自分のウイングに迷っている人は、ぜひ参考にされて下さい!
ではいきましょう!
【6w5と6w7の特徴比較一覧】
6w5 | 6w7 | |
動機の違い | 「安全でありたい」& 「有能でありたい」 |
「安全でありたい」& 「楽しくありたい」 |
戦略の違い | 安全を確保するために…、 社会の役に立つ実用的な知識を極める。 |
安全を確保するために…、 人付き合いを重んじ、仲間を大切にする。 |
特徴の違い | 実際的な専門的知識を持って、社会の役に立とうとする。 | 明るさと高い協調性を持って、高い社交性を発揮する。 |
ニックネーム (特徴を示す通称) |
守る人(ディフェンダー) 組織を擁護する人 |
良き友(バディ) 気さくな人 |
見誤りやすい タイプ |
タイプ1 タイプ8 |
タイプ2 |
社会的スタイル の違い |
“6追従+5遊離”で、人(組織)に溶け込むが、合わないことがあれば、主張よりも協調性を重んじてフェードアウトすることもある。 | “6追従+7主張”で、人(組織)に溶け込むが、皆をまとめる為ならば、意見を提示することもある。 |
ハーモニクス の違い |
“6反応+5合理”で、問題と向き合い、問題を洗い出し、問題の根本的な解決に向けてシミュレーションする。 | “6反応+7楽観”で、問題と向き合い、『何とかなる』と考えることで、自分を落ち着かせて対処する。 |
6w5と6w7の違いの“簡単なまとめ”はこちら。
>>エニアグラムタイプ6のウイング(6w5と6w7の違い)
エニアグラム6w5(タイプ6ウイング5)の特徴は?
6w5は、“堅実で専門性を持つ”人です。
これは、タイプ6の「安全でありたい(支えを得たい)」という欲求に、タイプ5の「有能な存在でありたい(博識でありたい)」という欲求が加わるからです。
そのため、「安心を得たい+博識でありたい=社会の役に立つ知識を蓄えることで安全を得たい」となり、“堅実で専門性を持つ”人に繋がるわけです。
タイプ6は「人と協力したい」と考える協調性の高いタイプですよね?
一方、タイプ5の「人の影響を受けたくない」と考える自立したタイプですよね?
この対立した感覚が混ざると、どうなるかというと…、
“組織には所属しているけど、独立した考え方を持つ”タイプになる傾向があります。
なので6w5は、タイプ6ではありますが、(6w7よりも、)人からどう思われるか気にしない傾向があります。
その影響で、(人目を気にせず自分の興味に目を向ける分、)高い知的傾向や集中力を発揮するのも特徴です。
その“独立した姿勢”が、“真面目で自制的”に見えて、タイプ1に間違われることがあります。
また、“率直で情熱的”に見えて、タイプ8に間違われることもあります。
というわけで、次に健全度別の特徴も見ていきましょう!
※「“健全度”って何??」という方はコチラをどうぞ。
>>エニアグラムの“健全度”を分かりやすく解説!
エニアグラム6w5(タイプ6ウイング5)の“健全”の特徴!!
“健全”な6w5は、“(組織の中で)専門知識で実際的問題を解決する力”を発揮します。
“専門知識で実際的問題を解決する”って言われても、ピンとこないですよね?
この辺り、補足していきましょう!
まず、6w5には、タイプ6の「組織や社会の中で役立ちたい」という考えが前提としてあります。
その手段としてタイプ5の“知識欲”を活かすわけです。
よって、6w5は、“社会の中での必要性が見出されていて、体系的に整理されている知識”に興味を持つので、“専門知識で実際的問題を解決する”のです。
(例えば、大学で専攻があるような知識や、資格があるような知識など。)
6w5は、“精度の高い将来予測を得る”こともできます。
タイプ6が“未来のリスク想定力”を発揮して、タイプ5が“観察力と情報整理力”を発揮するからです。
6w5は、“弱者団体の代表や政治的活動家になる”こともあります。
なぜならタイプ6は、社会的弱者へ一体感を感じ、“弱い人を守るために勇気を出せる特徴”を持っているからです。
そして6w5の場合、ここにタイプ5の“論理的な面”が活かされるからです。
そのため、皆(自分を含む社会的弱者)の為に、世の中に訴えたいことを論理的に言語化できるわけです。
エニアグラム6w5(タイプ6ウイング5)の“通常”の特徴!!
健全に近い“通常”の6w5は、“リスクを見通して対処できる人”です。
これは、タイプ6特徴の“リスク察知力”に、タイプ5特徴の“論理的な思考”が加わるからです。
そのため、ネガティブシミュレーションで堅実に未来を予測できるわけです。
(実際、6w5は、6w7よりも知的な傾向が高いと言えます。)
その上、“自立した態度”も持っています。
ウイングのタイプ5が、自分の感情を抑えたり、周りの人へ同調(共感)を抑えるからです。
(平たく言えば、タイプ5の“クールさ”が足されるわけです。)
それによって、独立して物事を考えるようになります。
実際、例えば何か問題が起きた時には、誰かに確認したり助言を求めたりはあまりせず、「自分の問題(不安を含む)は自分だけで何とかしようとする」傾向があります。
もちろんタイプ6なので完全な孤立はしませんよ?
(メンターや親友は作ります。)
でも、不安と向き合うときは、人に依存せず、自分で対応する傾向があるということです。
また、一度自分が信頼を置いた組織や人に対しては、誠実で律儀に振る舞います。
タイプ6特徴の“信頼を重んじる(付き合う相手を選ぶ)”姿勢を、タイプ5特徴の“人や物事と距離を置く(人と簡単に仲良くならない)”姿勢が、促進させるからです。
つまり簡単に言えば、慎重でクールだからこそ一度信用した相手のことは大切にするということです。
ただし、不健全に近づいた“通常”の6w5は、“世界を危険視して防衛的になる”傾向があります。
タイプ6特徴の“不安感”を、タイプ5特徴の“シミュレーション力(物事を予測する分析力)”が、増大させるからです。
それに、タイプ6特徴の“守りの姿勢”を、タイプ5特徴の“行動力の乏しさ(引きこもり傾向)”が、促進させることも影響します。
そのため、不健全に近づいた“通常”の6w5は、不安を感じやすく、慎重で受け身になっていくわけです。
一方で、“「危険」だと考えるもの”に対しては、反抗的になる(受動的な攻撃姿勢を見せる)こともあります。
(例えば、“挑戦的なもの、前例のないもの、人と違うもの”などを、“非難したり、拒絶したり、責任を言及したり”などすることで、回避できるように裏工作するわけです。)
さて、ここで「“慎重で受け身”なのに、“反抗的態度”を取るの?」と考えたかもしれません。(鋭いです!)
この点は、どちらの行為も目的が同じなので、整合性はあるわけです。
その目的とは、“自分を守ること(防衛)”です。
つまり、慎重さも反抗も、防衛反応の一環なわけです。
さらに健全度が低下していくと、被害妄想に陥りやすくなり、リスクに過剰反応して自ら先に攻撃を仕掛けていくことも出てきます。
(自分の安全を脅かす人が現れて、その人を絶対的な“敵”と見なすと、その相手を「(自分を守るために、)先に危険におとしめてやろう」と、画策することも出てきます。)
エニアグラム6w5(タイプ6ウイング5)の“不健全”の特徴!!
“不健全”な6w5は、“強い被害者意識と自暴自棄”の傾向が出てきます。
タイプ6の「自分には支えがない」という恐れと、タイプ5の「自分は無能だ」という恐れが増大していくからです。
被害妄想が加速し、ますます防衛的になり、自分の安全を保つために必死になります。
一方で、防衛的になって強いバリアを張るようになる為、極端な寂しがり屋にもなります。
(まさに、“ヤマアラシのジレンマ”状態と言えます。)
さらに状態が悪くなると、孤立して社会からはみ出していくことになっていきます。
タイプ6の“不安症”による疑いや回避行動に、タイプ5の“斜に構える態度(物事に向き合わない態度)”が付け加わるからです。
もっとも恐れていた「自分は支えがなく、無能だから、社会の中では生きてはいけない」という恐れていた状態を、自ら作っていく事になってしまうわけです…。
(これは6w5にとって、相当ツラい状況だと言えます。)
さらに不安が増していくと、自暴自棄になったり怒りが暴走しやすくなったりして、自ら破滅的行動(社会からはみ出た愚かな行動)を取るようになります。
さらに、その破壊的行動への後悔から、自分への攻撃にも繋がるようになります。
不安に対処するために、依存性のあるものに手を出す傾向も出てきます。(酒、たばこ、薬物など。)
ただ、これらの行動はタイプ6の“慎重さ”から人目を避けながら行われるので、周りには気づかれにくいです。
そのため、密かに悪化してエスカレートしていくことになります。
そして、エスカレートしていった破壊的行動は、暴力癖(DVなど)やサディズム(人を傷めつけることで性的興奮を得る癖)として表れるようになります。
(最悪の場合、殺人や自殺にすら至ることもあります。)
(普段は気配りのできる“良い人”が、暴力事件を起こして周りに驚かれる事例などは、このパターンだと言えます…。)
エニアグラム6w7(タイプ6ウイング7)の特徴は?
6w7は、“高い協調性と明るさ”を持った人です。
タイプ6の「安全でありたい(安心を得たい)」という欲求に、タイプ7の「楽しくありたい(刺激を得たい)」という欲求が加わるからです。
その結果、「組織の中に居場所を作る+楽しいことに関心を持つ=人付き合いが良い(外交的で陽気)」となり、“高い協調性と明るさ”を持った人に繋がるわけです。
6w7は、社交的でグループに溶け込むのが上手いため、タイプ2に間違われることもあります。
(タイプ2も、人との間に馴染むのが早いため。)
6w7は、ウイングのタイプ7(の関心の広さの)影響で、6w5よりも“広い視野”を持っているのも特徴です。
というわけで、次に健全度別の特徴も見ていきましょう!
※「“健全度”って何??」という方はコチラをどうぞ。
>>エニアグラムの“健全度”を分かりやすく解説!
エニアグラム6w7(タイプ6ウイング7)の“健全”の特徴!!
“健全”な6w7は、“人からの受け入れられやすさ”を持ちます。
タイプ6特徴の“空気を読む力”と、タイプ7の特徴の“面白さへの好奇心”を活かすからです。
そのため、“人懐っこさや人付き合いへの積極性”を発揮するわけです。
6w7特徴の“人からの受け入れやすさ”は、“ひょうきんさ”も影響しています。
タイプ6特徴の“謙遜した態度”に、タイプ7の“楽しさを求める姿勢”が加わるからです。
そのため、自分の弱点や失敗を、ユーモアを交えて笑いに変えることができるわけです。
エニアグラム6w7(タイプ6ウイング7)の“通常”の特徴!!
健全に近い“通常”の6w7は、“多くの人からの協力を得ながら、堅実に物事を進める力”を発揮します。
タイプ6特徴の“誠実さ・慎重さ”に、タイプ7の“朗らかさ・人付き合いの広さ”が加わるからです。
また、慎重だけど深くは悩まない傾向があります。
タイプ6特徴の“リスク察知力”と、タイプ7特徴の“関心の広さ(と切り替えの早さ)”が上手くバランスを取るからです。
そもそもタイプ6はリスクへ敏感なことから、“将来の問題を予見する力”がありますが、一方で、不安に駆られて精神的に不安定になることもあります。
しかし、ウイングのタイプ7が、様々な選択肢に目を向けて可能性広げて、さらにユーモア感覚や息抜きの上手さを発揮することによって、不安を軽くしてくれるわけです。
そのため、6w7は、リスクを想定することはできながらも、不安に押し潰されて一人で悩む事態は上手く避けることができます。
加えて、“人への配慮ができてフレンドリー”な傾向もあります。
タイプ6は“安全”を優先し「仲間のために自分の欲求を犠牲にできる」ところがありながらも、タイプ7は“楽しさ”を求め「自分も楽しみ、相手も楽しませる」ところがあるからです。
そのため、人の状態や状況を察知して気配りすることができながら、明るくて気さくな態度も取れるわけです。
ただし、不健全に近づいた“通常”の6w7は、“優柔不断”になっていきます。
タイプ6特徴の“安心を求めて他者依存的になる傾向”と、タイプ7特徴の“関心の広さによって色々なことに目移りする傾向”があるからです。
そのため、物事を自分で決められなくなるわけです。
(例えば、1つのことがいつまでも終わらなかったり、判断を先送りにして新しいことが始められなかったり、など。)
また、不機嫌さを受動攻撃で示すようになります。
(※“受動攻撃”とは敵意を隠しながら攻撃することです。例えば、タメ息、無視、皮肉、陰口などがあります。)
タイプ6特徴の“不安解消のための組織(他者)への依存”と、タイプ7特徴の“面白くないことへの拒絶”が、「組織(やグループ)から除け者にされるのは困るけど、不満は出したい(隠せない)」という状態に繋がるからです。
さらにイライラが募っていくと、“弱い者いじめ”の傾向も出てきます。
(ただし、直接的な攻撃ではなく、あくまで受動攻撃を使いながら。)
先に説明した通り6w7は不健全になっていくと不満を表に出すようになっていきますが、ベースのタイプ6としては“安全第一”なので、強い人と衝突したり、大切にしたい人間関係が壊れることは怖いからです。
そのため、不満の捌け口として、“いじめても問題のない弱い人(関係性の薄い人)”狙いになるわけです。
タイプ6の“依存性”とタイプ7の“逃避癖”が合わさり、“食べ過ぎ、アルコール過剰摂取、スマホ中毒、時間の浪費”などに繋がっていくこともあります。
エニアグラム6w7(タイプ6ウイング7)の“不健全”の特徴!!
“不健全”な6w7は、“依存と逃避の二面性”が表れるようになります。
タイプ6の「自分には支えがない」という恐れと、タイプ7の「自分は満たされない」という恐れが増大するからです。
6w7の“依存と逃避”について、詳しく説明します。
まず、6w7の“依存”とは、タイプ6特徴の「仲間に助けを求める」ことから、過度に周りの人や環境に頼って、自分で判断したり行動したりしなくなる状態です。(しかも、その姿勢を隠そうともしなくなります。)
一方で、6w7の“逃避”とは、タイプ7特徴の「退屈や不自由から逃げる」ことが加わることで、些細なこと(退屈や不自由を感じること)に過剰反応し、“躁的”に振る舞うことで抵抗する状態です。
(※“躁的”というのは、気分がハイになり、落ちつきを失くし、強気になることです。)
そうして、不健全な6w7は、人の顔色を見ながら従順に振る舞っていたかと思えば、急にせわしなくなって(自分を支えてくれようとする人に対しても)攻撃的になったりするような、二面性を示すようになるわけです。
そういった情緒不安定な状態(内心的なパニック状態や、切迫感)が続いていくことによって、心身ともに弱っていくことになります。
さらに、人の同情を引き出す目的でも心身の不調に焦点を当てるようになっていくので、状態はますます悪化していくことになります。
(最悪の場合、「人からの助けを引き出したい」がために、自殺未遂にまで及ぶこともあります。)
エニアグラム6w7と6w5の雰囲気の違いは?(ウイング診断に使える特徴)

ここまでは教科書的なお話をしてきましたが、ここからは実際の6w7と6w5の人の“雰囲気”の違いを解説していきたいと思います。
自分や他の人のウイングのタイプ診断で迷っている人の助けになれば幸いです!
エニアグラム6w5と6w7の“ハーモニクス”の違いは?
次に、6w5と6w7の雰囲気の違いを探る上で、ハーモニクスにも着目してみましょう。
“ハーモニクス”とは、トラブルが起きた時の反応パターンを“楽観的・合理的・反応的”の3つに分ける考え方です。
(詳しくはこちらをどうぞ。
>>エニアグラムの“ハーモニクス”とは?)
この違いがどう出るのかを見てみましょう!
まず、6w5の方からいきましょう。
タイプ6は反応的で、タイプ5は合理的です。
6w5の方は、ベースがタイプ6で反応的グループなので、問題が起きた際には「まず問題と向き合う(問題として何が起きたのか、何が原因なのか)」ようです。
そして、「付随する問題も次々と浮かぶ(他の事も心配になる)」ようです。
だから、しばらくは焦ることもあるようです。
それが前提としてあった上で、ウイングのタイプ5が合理的グループなので、今度はそれらの問題を潰す方法をシミュレーションし出すようです。
特に、タイプ6は不安を放置できないので、不安の原因となっている根本的な問題の把握とその解決を考えるようです。
次に、6w7の方を見ていきましょう。
タイプ6は反応的で、タイプ7は楽観的です。
6w7の方も、ベースは同じタイプ6なので、「まず問題と向き合う」のは同じです。
それが前提としてあった上で、ウイングのタイプ7が楽観型グループなので、「何とかなる」と考えるようです。
しかし、ここでのポイントは、タイプ7のように理由なく「何とかなる」と楽観視できるわけではないという点です。
ベースのタイプ6の“不安”を落ち着かせる必要があるため、いったん意識して楽観的に考えるようにしているところがあるようです。
エニアグラム6w5と6w7の“社会的スタイル”の違いは?
次に、6w5と6w7の雰囲気の違いを探る上で、社会的スタイル(ホーナイ分類)に着目してみましょう。
“社会的スタイル”は、人(あるいは社会)との付き合い方の特徴を、「自己主張型・追従型・遊離型」の3パターンに分ける考え方です。
詳しくはこちらをどうぞ。
>>エニアグラムの“社会的スタイル(ホーナイ分類)”とは?
その違いがどう出るのかを見てみましょう!
まず、6w5の方から見てみましょう。
タイプ6は追従型で、タイプ5は遊離型です。
6w5の方は、ベースのタイプ6が追従型なので、人の輪の中に入り、気を配り、協調性を発揮します。
しかし、ウイングのタイプ5が遊離型なので、ずっと人と人と一緒にいると疲れてしまうようです。
だから、たまに離れて隅で観察していたくなるようです。
でも、孤立してしまうのは嫌なので、完全には離れず、様子を見ながらまた人の中に戻っていくようです。
また、ベースが追従型で、ウイングが遊離型なので、(自己主張型の要素はないので、)集団の中で自分の意見を言うのは遠慮しがちなようです。
言いたいことがある場合(特に“不安”を示したい場合)は、直接は主張はせず、それとなく態度で示しながら察してもらおうとするようです。(それでダメなら、フェードアウトしてしまうこともあるようです。)
対して、6w7も見てみましょう。
タイプ6は追従型で、タイプ5は自己主張型です。
6w7の方も、ベースのタイプ6が追従型なので、そこは同じです。(基本は人と一緒にいることを好み、協調性を発揮します。)
しかし、ウイングのタイプ7の自己主張型なので、言うべきときは言うようです。
(我慢できなくなったら、ようやく主張するようです。)
ただし、自分が主張するときは、「自分のワガママを通したい」というよりは、「皆をまとめたい」という考えがある場合のようです。
(例えば、皆の意見が衝突していてまとまらないときに、「では、こうしたら良いのでは?」と提案する、など。)
エニアグラム6w5と6w7の“モチベーション(満たされ方)”の違いは??
最後に、6w5と6w7は、それぞれどうすれば満たされるのか(モチベが上がるのか、幸せを感じるのか)についても比較してみましょう!
まず、タイプ6のモチベから確認しておきましょう。
タイプ6は“周りから仲間として認めてもらうこと”で満たされると言われます。
その上で、6w5と6w7との間には、その“認められるための方法(戦略)”に違いがあるようです。
6w5の方は、“知識や自分の考え”によって、役割を果たして、仲間から認められようとするようです。
(特に「何かあった時に対処できる」ことが大事のようです。そのために必要な知識を備えておくようです。知識レベルを証明するために、資格を取ることを重要視する傾向もあるようです。)
6w7の方は、“場の雰囲気が良くなるように動く”ことで、役割を果たして、仲間から認められようとするようです。
(なごやかな場を作るために、周りに明るく話題を振って場を盛り上げることが、自分にとって大事な“役割を果たすこと”に当たるようです。)

ここまで読んでみたけど、やはりどっちか迷うという方は、こちらの診断テストでタイプ5とタイプ7の項目を受けてみて下さい!
>>エニアグラムタイプ診断(正確版)