エニアグラムタイプ9ウイング|9w8と9w1の違いを分かりやすく解説!

[cha no=”1″ char=”Chiyo1″]ここでは、エニアグラムタイプ9ウイング8(9w8)とタイプ9ウイング1(9w1)の違いを紹介します!
“どう違うのか?”だけでなく、“なぜ違うのか?”にも焦点を当てて説明していきたいと思います!
自分のウイングに迷っている人は、ぜひ参考にされて下さい!
ではいきましょう![/char] 

【9w8と9w1の特徴比較一覧】

  9w8 9w1
動機の違い 「平和でありたい」
&「強くありたい」
「平和でありたい」
&「正しくありたい」
戦略の違い 平和を実現するために…、
穏やかさと精神的タフさを持って、現実的に人の間を取り持つ。
平和を実現するために…、
偏見を持たずに、様々な人の視点に立った理想を掲げる。
特徴の違い 優しさと大らかさと、力強い存在感によって、人を落ち着かせる。 友好的で肯定的ながら、自分の芯(理想)と真面目さで人を導く。
ニックネーム
(特徴を示す通称)
鷹揚(おっとりしていて上品)
安楽を求める人
良き友
夢見る人
見誤りやすい
タイプ
不健全な9w8
不健全なタイプ4
不健全な9w1
不健全なタイプ5
社会的スタイル
の違い
“9遊離+8自己主張で、言いたいことは態度で示すか、練りに練ってから主張する。 “9遊離+1追従で、全員の意見を聞きながら、バランスの良い着地点を目指す。
ハーモニクス
の違い
“9楽観+8反応で、最初は気楽に構えつつ、平和が脅かされると問題を排除する。 “9楽観+1合理で、最初は気楽に構えつつ、問題が大きくなったら解決に向かう。


9w8
と9w1の違いの簡単なまとめはこちら。
>>エニアグラムタイプ9のウイング(9w8と9w1の違い) 

エニアグラム9w8(タイプ9ウイング8)の特徴は?

エニアグラム9w8

9w8は、“人当たりの良さと本能的な強さ”を持つ人です。

タイプ9の「平和でありたい(マイペースでいたい)」という欲求に、タイプ8の「強くありたい(力を得たい)」という欲求が加わるからです。
そのため、「他者との調和を求める+自分の欲望に素直=穏やかに他者を受容しながらも自分の直感に従う」となり、“人当たりの良さと本能的な強さ”を持つ人に繋がるわけです。
つまりは、のんびり(おっとり)しているけど、地に足が付いている(目の前の状況に向き合う)のが特徴と言えます。

一方で、周りの人からは“性格の掴めない人”だと思われるタイプでもあります。
タイプ9の“調和重視”と、タイプ8の“自己利益重視”という、反対の性格が同居しているからです。

タイプ9特徴の人と自然に仲良くなれる“穏やかさ”と、タイプ8の言うべきときは言える“強さ”から、“人との交渉や支援に関する職”に付く人が多いのも特徴です。

というわけで、次に健全度別の特徴も見ていきましょう!

※「“健全度”って何??」という方はコチラをどうぞ。
>>エニアグラムの“健全度”を分かりやすく解説!

エニアグラム9w8(タイプ9ウイング8)の健全の特徴!!

エニアグラム9w8健全“健全”な9w8は、“人を安心させる存在感(温厚さと力強さ)を発揮します。

タイプ9特徴の人への寛容さと、タイプ8特徴の“人や物事に立ち向かう強さ”が合わさるからです。
そのため、自然体で他者を受け入れながらも、(言いたいことを隠して我慢するということはなく、)自分の直観に従って言うべきことは真っ直ぐ主張できるわけです。
また、自分を大きく見せない謙虚さがありながらも、(地に足の付かない“のんびり屋”ということはなく、)現実的なしたたかさも持っています。
つまり、こうしてタイプ9の温厚さと、タイプ8の力強さがバランス良く発揮されるわけです。

また、“集団に馴染みながらも、集団に流されない”特徴も持っています。
タイプ9特徴によって人と協力して一緒に何かを頑張ることができながら、タイプ8特徴によって個人として自立した勇敢さを発揮することもできるからです。
つまり、“協調性と主観性の両立”も発揮するわけです。 

エニアグラム9w8(タイプ9ウイング8)の通常の特徴!!

エニアグラム9w8通常健全

健全に近い“通常”の9w8は、気立ての良さとさっぱりさを持っています。

タイプ9特徴の人との結びつきを大切にする姿勢に、タイプ8特徴の裏表のない姿勢が加わるからです。
そのため、皆が平和でいられるように人に気遣いながら、飾らずに人と正面から向き合うことができるわけです。
(つまりは、“温厚でサバサバしている”ということですね。)

また、ウイングのタイプ8の“裏表のない姿勢”特徴が、怒りを隠さない特徴まで加えますが、基本はタイプ9で“平和主義”なので、“自分の利益を守るために人を傷付けるようなことはしないという特徴もあります。
(※ただし、大切な人が傷つけられた場合はその限りではなく、激しく怒ります。)
それに、もし誰かと一時的に対峙することになったとしても、いつまでもいがみ合うことはなく、むしろその後に仲良くなれるという“爽やかさ”も持っています。

エニアグラム9w8通常不健全

一方で、不健全に近づいた“通常”の9w8は、怠惰で頑固になってきます。

“怠惰さ”と“頑固さ”について、それぞれ説明していきましょう。

まず、“怠惰”になる理由から見てみましょう。
これは、タイプ9特徴の能天気さ(細かいことを考えない楽観性)と、タイプ8特徴の本能的な反応(今この瞬間の欲望を優先する姿勢)が組み合わさることで起きてきます。
そのため、目の前の「快か、不快か」に流されて、先の事を考えるのが疎かになることもあります。
つまり、“堕落しやすい”わけです。

(“怠惰”はタイプ9の代表的な悪癖ですが、ウイングを比べてみると、9w1よりも9w8に強く見られる特徴です。)

次に、“頑固”になる理由を見てみましょう。
これは、タイプ9特徴の“平和を死守する姿勢”と、タイプ8特徴の“攻撃性(抵抗性)”によって起きてきます。
そうして、人の意見を聞かず、協力を拒み、強情に自分の意見やペースを死守するようになるわけです。

“頑固さ”の引き金となるのは、多くの場合は“平和を脅かされる事態(急かされてマイペースを崩されたり、険悪な態度で仲の良い雰囲気を壊したり、など)”が、積み重なることが原因です。
つまりこれは、タイプ9忍耐力が限界に達したときに表れます。
そのため、周りの人から見ると、突然頑固になったように見えることになります。
(周りの人からしたら、「何かで怒っていることは分かるけど、何で怒っているのか分からない」「しかも、いつ頑固モードに入るか予想できない」という恐い状態になります…。)

エニアグラム9w8(タイプ9ウイング8)の不健全の特徴!!

エニアグラム9w8不健全

“不健全”な9w8は、“無気力で鬱的”になります。

タイプ9の「自分は誰とも繋がれない」という恐れに、タイプ8の「自分は人から支配される」という恐れが加わるからです。
そのため、タイプ9特徴の人との不和を生まないように自分を抑える傾向と、タイプ8特徴の人から舐められないように怒って威嚇する傾向が、激しい内面での葛藤を生むわけです。
そして、そこで多くのエネルギーを使ってしまって、疲れてしまうわけです。

また、“引きこもり”の傾向も強くなっていきます。
まず、タイプ9の“マイペースを守る”姿勢よって他者を拒むようになるからです。
その上で、タイプ8特徴の人からの指示を嫌がる”姿勢が、それを増幅させるからです。
よって、人や社会との間に壁(境界線)を作るようになるからです。

状態がひどくなると、鬱状態が慢性化していき、依存性のあるものから抜け出せなくなる傾向も出てきます。
(例えば、酒やたばこや、お菓子やゲームやアニメなど。)

一方で、“キレると大爆発する”特徴も出てきます。
タイプ9は、自己抑制(平和優先)”の傾向があるので、普段は不満があっても我慢します。(だいたいは、寝ることで解消できます。)
しかし、我慢が限界になると、タイプ8怒りの激しさ(攻撃性)を発揮し、溜まったものが一気に溢れて、歯止めがきかなくなるわけです。

しかも、いったん怒りのスイッチが入ったときは、容赦なく振る舞います。(衝動的で暴力的になる。)
“内面での葛藤”に疲れ果て、自分への関心をOFFにしているので、理性や罪悪感なども機能しないからです。

ちなみに、9w8の怒りのスイッチとしては、“「繋がりを失った」と感じたとき(仲間外れや裏切り)”が挙げられます。
(その中でも、特に“浮気”は、激しい怒りのスイッチになります。タイプ9が恐れる“繋がりの消失”の中でも“愛する人との繋がり”という意味でダメージが大きく、そこにタイプ8が恐れる“裏切り”の要素もあるからです。)

補足ですが、“不健全”な9w8は、“怯えていて繊細な感じ”に見えることから、不健全なタイプ4に間違われることもあります。
しかし、不健全な9w8の方が、ずっと活気がないのが特徴です。(電池切れ感)
(不健全なタイプ4は、「誰にも自分の特別さを分かってもらえない」と悲観しているので、ある意味で感情の(負の)エネルギーは強いからです。)

エニアグラム9w1(タイプ9ウイング1)の特徴は?

エニアグラム9w19w1は、人を落ち着かせる“穏やかで冷静な安定感”を持っています。

タイプ9の「平和でありたい(マイペースでいたい)」という欲求に、タイプ1の「正しくありたい(すべきことをしたい)」という欲求が加わるからです。
そのため、「“平和”を保つために激しい感情を抑える+“正しさ”を保つために激しい感情を抑える=穏やかで真面目で情緒的に安定している」となり、“穏やかで冷静な安定感”に繋がるからです。

9w1は、9w8と比べると、落ち着いていて、物事を深く考えられると言えます。)

また、9w1は、ちゃんとした理由を持って意見します。
タイプ9は平和を優先して自分の意見を抑える傾向がありますが、タイプ1正しさ重視と合理性が加わることで、発言理由に納得感があれば意見できるからです。
(逆に言えば、納得できる理由を得られるまでは発言を控える“思慮深さ”があるとも言えます。)

しかし、9w1は、ベースが普段控え目なタイプ9な分、突然しっかりした意見を述べると、批判的になったように見えて周りから驚かれることもあります。

他にも、“本質的な理想論”を持っていることもあります。
タイプ9は“俯瞰的な視点”を持つことで抽象的な話に興味を持ちますが、そこにタイプ1の“理想主義”が加わるからです。
もう少し噛み砕いて言うと、“できたら理想だけど実際的にはすぐにはできない抽象度の高い話”に対して、“自分の考え(理想)”を持っている、ということです。

 

というわけで、次に健全度別の特徴も見ていきましょう!

※「“健全度”って何??」という方はコチラをどうぞ。
>>エニアグラムの“健全度”を分かりやすく解説!

エニアグラム9w1(タイプ9ウイング1)の健全の特徴!!

エニアグラム9w1健全

“健全”な9w1は、純粋で節度のある人柄の良い人になります。

純粋“と”節度“について、もう少し詳しく説明しましょう!

まず、9w1は人と接する際に純粋さ(邪気の無さ)があります。
タイプ9特徴の人と偏見なく接する姿勢(自然体)に、タイプ1特徴の正しくあろうとする姿勢(悪意の無さ)が加わるからです。
(そのため、心理的な援助をする職(カウンセラーなど)に向く傾向があります。)

次に、9w1節度のある態度を取ります。
タイプ9特徴の“マイペースさに、タイプ1特徴の“真面目さが加わることで、行き過ぎたことのない生活に“安らぎ”を感じるからです。

“人柄が良い“と言える理由についても、補足していきましょう!
これは、タイプ9特徴の素直さ(人や物事を受け入れる姿勢)に、タイプ1特徴の公平性と客観性が加わるからです。
そのため、多くの人の意見を尊重し受け入れて、皆の考えの良い点を公平に扱うことができます。
このことから、9w1には“人をまとめる度量と人徳”があると言えます。

また、人に何かを教える際には“寛容で説得力のある良き指導者”になります。
タイプ9特徴の他者への寛容性”と、タイプ1特徴の自分への厳しさを活かすからです。
そのため、タイプ9特徴によって相手の成長を根気強く見守りながら、タイプ1特徴によって自分自身が行動的模範を示すことで、相手を導けるわけです。

エニアグラム9w1(タイプ9ウイング1)の通常の特徴!!

エニアグラム9w1通常健全

健全に近い“通常”の9w1は、高い倫理観を持って粘り抜く特徴を発揮します。

高い倫理観”を持つのは、タイプ9世界との繋がり(一体感)を求め、タイプ1正しくあること(道徳的な理想)を求めるからです。
つまり、“人と繋がれること”と“理想を追求できること”が、9w1の欲求だからです。
そのため、9w1にとっては、“人の為になる前向きな理想”を掲げて取り組むことが、自分の中での安定感(内的平和)を保つことに繋がるわけです。

また、“粘り抜く”ことができるのは、タイプ9特徴の忍耐力に、タイプ1特徴の“完璧主義が加わるからです。
そのため、穏やかで自制が効いていて、物事を規則正しく継続できるわけです。エニアグラム9w1通常不健全

ただし、不健全に近づいた“通常”の9w1は、現状維持に固執するようになります。

タイプ9特徴の日和見主義に、タイプ1特徴の秩序を維持する姿勢が加わるからです。
そのため、葛藤を避けるために“事なかれ主義”になり(自分にも無関心になり)、目先の細かい間違いを正すことに取りつかれるようになります。
そうして、現状(自分の目に映る範囲)が整った状態を維持することに、力を注ぐようになっていきます。

また、“「自分は清らかだ」と過信する”傾向も出てきます。
タイプ9特徴の“楽観さに、タイプ1特徴の自分は正しいと信じる姿勢が加わるからです。
そのため、「自分は倫理的に優れている」という自信(優越感)を抱くようになるわけです。
それによって、自分の考えや行動を“道徳”を盾にして正当化することも出てきます。

さらに、“トゲトゲしくなる”傾向も出てきます。
タイプ9が“不和を避けるために怒りを抑制”し、タイプ1が“間違いを犯さないように怒りを抑制”するからです。
そのため、怒りを溜め込みやすくなるせいで、イライラしやすくなるわけです。
そうして、(「怒りたくない」が前提にあるので、)“怒る”代わりに、“遠回しに嫌味を言ったり、口やかましくなる”傾向が出てきます。 

エニアグラム9w1(タイプ9ウイング1)の不健全の特徴!!

エニアグラム9w1不健全

“不健全”な9w1は、“無感情的になって引きこもる”ようになります。

タイプ9の「自分は誰とも繋がれない」という恐れに、タイプ1の「自分は間違っている」という恐れが加わるからです。
タイプ9人との不和を避ける傾向を持ち、タイプ1間違いを避ける傾向を持つため、それらを避けるために(いっそのこと)現実と関わらなくなるわけです。

(こうして、不健全な9w1は“社会に対して傍観的な態度”を取るようになることから、不健全なタイプ5と間違われることもあります。)

しかし一方で、“理不尽に怒る”ことも出てきます。
タイプ9特徴が“自分の問題を無視”し、タイプ1特徴が“正義を振りかざす”からです。

ここちょっと難しいですよね?補足していきましょう。

そもそも9w1は、(タイプ9もタイプ1も自己抑制的に振る舞うので、)抑圧された怒りが内面でくすぶっています。
その怒りが、他者の不正や間違いを見つけた際に、「悪事を罰することは自分の義務」という感覚を伴って爆発することがあるわけです。
ここで、その爆発が“理不尽”だと言えるのは、タイプ9特徴が自分の問題点を棚上げして、タイプ1特徴が道徳観を盾にするからです。
(しかもその後、怒ったことすらも忘れることもあります。)

状態がひどくなると、激しい葛藤と憤りを内面に抱えることで、神経が衰弱精神的・身体的な慢性疲労)していくことになります。

エニアグラム9w19w8の雰囲気の違いは?(ウイング診断に使える特徴)

エニアグラム9w8と9w1の雰囲気の違いは?

 

Chiyo1

ここまでは教科書的なお話をしてきましたが、ここからは実際の9w19w8の人の“雰囲気の違いを解説していきたいと思います。
自分や他の人のウイングのタイプ診断で迷っている人の助けになれば幸いです!

エニアグラム9w89w1社会的スタイルの違いは?

次に、9w89w1の雰囲気の違いを探る上で、社会的スタイル(ホーナイ分類)に着目してみましょう。

“社会的スタイル”は、人(あるいは社会)との付き合い方の特徴を、「自己主張型・追従型・遊離型」の3パターンに分ける考え方です。

詳しくはこちらをどうぞ。
>>エニアグラムの“社会的スタイル(ホーナイ分類)”とは?

その違いがどう出るのかを見てみましょう!

 

まず、9w1の方から見てみましょう。

タイプ9は遊離型ですが、タイプ1は追従型です。
9w1の方は、複数人で話し合いをする際には、自分の意見を言うよりも、「皆の意見を聞きたい」派のようです。
その中で、“皆の意見の合致しているところ”に、自分の意見も寄せていって(変わっていって)、全員の意見のバランスの良いところに着地しようとする傾向があるようです。
(遊離型なら、「その場から離れる」こともあり得ますが、「皆に合わせる」辺りが、追従型の特徴だと言えます。)

対して、9w8の方もみてみましょう。

タイプ9は遊離型ですが、タイプ8は自己主張型です。
9w8の方は、“自分の言いたい事をいきなり言う”ということはないようです。
自分が「違う」と思うことがあれば、同意はせずに濁したり黙っていたりすることがあるようです。
(明確に「No」は言わないが、態度で「No」を主張する。)

ただ、どうしても我慢できなくなって主張する場合は、主張を練りに練ってから、言うことはあるようです。
(ただ、自分の主張によって、周りの人達の調和が崩れたと感じたときは、自ら修復やフォローに入りたい感覚もあるようです。)

エニアグラム9w89w1ハーモニクスの違いは?

エニアグラムハーモニクス次に、9w89w1の雰囲気の違いを探る上で、ハーモニクスにも着目してみましょう。

“ハーモニクス”とは、トラブルが起きた時の反応パターンを“楽観的・合理的・反応的”の3つに分ける考え方です。

(詳しくはこちらをどうぞ。
>>エニアグラムの“ハーモニクス”とは? 

この違いがどう出るのかを見てみましょう!

まず、9w1の方からいきましょう。

タイプ9は楽観的グループですが、タイプ1は合理的グループです。
9w1の方は、トラブルが起きた際には、
(ベースはタイプ9なので、最初は気にせずに放置しているようですが、)
トラブルが無視できないほど大きくなった場合は、「解決しないといけない」というスイッチが入る感覚があるようです。

対して、9w8の方も見てみましょう。

タイプ9は楽観的グループですが、タイプ8は反応的グループです。
9w8の方は、トラブルが起きた際には、
(タイプ9として、最初は気楽に構えているようですが、)
平和が脅かされる危険を感じると、トラブルを排除する感覚があるようです。

ここで1つポイントなのは、「トラブルを排除する」とは、決して「自分で解決しようとする」わけではないということです。
「自分がトラブルの被害を受けないようにすること(トラブルを起こした人間に突き返してどうにかさせる、など)」ということのようです。

エニアグラム9w89w1のモチベーション(満たされ方)の違いは??

最後に、9w89w1は、それぞれどうすれば満たされるのか(モチベが上がるのか、幸せを感じるのか)についても比較してみましょう!

まず、タイプ9のモチベから確認しておきましょう。
まず、タイプ9他者との調和を得て、平和な気持ちでいられることで満たされると言われます。
(そのため、タイプ9は、基本的には人との調和を重んじて、穏やかに振る舞う。)
その上で、ウイングの違いにおいては、“どうやって気持ちが安定させるか”に違いがあるようです。

9w1の方は、自分がちゃんとすべき事をすることで、周りの調和を乱すことなく繋がっていられる、という感覚があるようです。
(「周りがあっての自分。自分がちゃんとしていれば周りも助けてくれる。逆に、何もせずにのんびりしていたら助けてもらえない。」という感覚があるようです。)

9w8の方は、人に積極的に働きかけて、言いたいことを言って、言いたいことを聞きだす(場合によっては喧嘩までする)ようです。
(タイプ9らしく、ずっとのんびりしていると「いい加減にして」と言われてしまうので、やる時はやることを示す必要がある、という感覚があるようです。)

Chiyo1

ここまで読んでみたけど、やはりどっちか迷うという方は、こちらの診断テストでタイプ8とタイプ1の項目を受けてみて下さい!
>>エニアグラムタイプ診断(正確版)