エニアグラムタイプ6適職診断セット(強み一覧と適職性、自己PR例文、やる気が出る仕事・出ない仕事)

「自己分析が大事って皆言っているけど、難しい!
…もしかして、うまくできてないのは自分だけ!?」

この記事では、そんな不安を抱えているエニアグラムタイプ6の方が、「就活準備としてここを押さえれば安心!」と言える自己分析適職診断をお伝えします。

エニアグラムタイプ6適職診断の概要
  • 強み適職性”|タイプ6は協調性が高いので、チームワークが求められる職に向いてる!
  • 自己PR例文”|タイプ6は誠実な面を、人の考えを尊重する姿勢としてPRできると良い!
  • やる気が出る仕事条件”|タイプ6は組織やチームに貢献できる役割を担えていると実感できると、仕事へのやる気が出る!

↓“目次”を開いて、気になるところからどうぞ!

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1.エニアグラムタイプ6の性格特徴

エニアグラムタイプ6性格

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エニアグラムタイプ6の性格を一言で言うと、「誠実で仲間想いな人」ですね!

エニアグラムタイプ6の性格特徴を簡単におさらいしておきましょう。

  • 安全でありたい」が、モチベーション(動機)の根源。
  • 誠実な人。
  • チームや組織内での“役割を重んじ、責務を果たす。
  • 気配りが上手く、信頼される。
  • 「安全・責任・慎重」の言葉を多用。
  • 穏やかで、優しく人当たりが良い。
  • 弱い人の立場が理解できるので、穏やかながらも弱者を守る勇気がある。

 

エニアグラムタイプ6の仕事のスタイルの傾向は次の通りです。

  • 責任感、誠実さ、気配りに長け、チームに欠かせない存在になる。
  • 他者との関係を大切にし、厚い信頼関係を築ける。
  • 良識を重んじ、時間や約束を守り、準備に余念もなく、組織を支える仲間として申し分ない。
  • (起業して皆を引っ張るより、会社などの組織内でチーム連携する仕事スタイルが合う。)

 

エニアグラムタイプ6の性格特徴の詳細についてはコチラ。
>>性格診断エニアグラム タイプ6の特徴  

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2.エニアグラムタイプ6が適職診断!(強みと適職性の把握)

エニアグラムタイプ6適職性

1章では、エニアグラムタイプ6適職を診断します。
そのために、次の順でお伝えしていきます。

エニアグラムタイプ6|強み一覧

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タイプ6は、高いチーム力を発揮できる強みが多いのが特徴です!

エニアグラムタイプ6強み一覧を示します。
(次項以降で、その強みをベースに“適職性”や“自己PR”を考えていきましょう。) 

タイプ6の強み一覧

【対自分に関わる強み】 忍耐力
粘り強さ、継続力
慎重力
【対他人に関わる強み】 親しみやすさ
協調性・チームワーク力
気配り・ホスピタリティ
素直さ
誠実さ
指導・育成力
【対課題に関わる強み】 正確性
課題発見力
計画力

タイプ6に対する“強み”一覧における説明をしていきます。

タイプ6は、安全であることを望み、リスクを察知し、慎重に考えるのが特徴です。
(慎重力、課題発見力)

失敗の不安を無くすため、計画的に考え、粘り強く取り組む姿勢もあります。
(忍耐力、粘り強さ、継続力、正確性、計画力)

組織への忠誠心が高く、仲間を大切にします。
(親しみやすさ、協調性・チームワーク力、気配り・ホスピタリティ、素直さ、誠実さ、指導・育成力) 

さらに、タイプ6の“特徴的な強み”についても紹介しましょう。

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“特徴的な強み”とは、仕事に特に使える性格特徴だと考えて下さい。
ここでは、タイプ6の特徴的な強みを5つ紹介します。

タイプ6に特徴的な強み

物事のリスクを
想定できる
不安を払拭するために、物事の多くのリスクを考慮できる。
高い正確性を
発揮できる
失敗しないことを望むため、準備に余念がなく、上手くいく精度を高められる。
相手の立場に立てる 弱者の不安に共感できるので、節度を持って人と接せられる。
情報を鵜吞みにしない 「信用できること」を重視するため、その吟味を怠らない。(反面、信用するものへの忠誠心は高い。)
慎重に行動する 安全を確保したいと考えているので、軽率にならず注意深く行動できる。

タイプ6は、「安全」を求めて堅実に物事を進めるので、

  • リスクを想定する力(問題想定)
  • リスクを回避する力(慎重さ)
  • 失敗(ミス)しない力(正確性)

が高いと言えます。

また、自身が不安を感じやすいことから、不安を感じている人の立場が理解できるので、人を慮る(おもんぱかる)こともできます。
それは、組織やチームの人(=仲間)に対して、気配りや配慮、思いやりがあるという強みに繋がります。 

エニアグラムタイプ6|適職性(向いてる仕事)

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タイプ6は、責任感があって気配りもできるので、組織の一員としてこそ輝けると言えます!

エニアグラムタイプ6に“向いてる仕事”(=適職)について見ていきましょう。

タイプ6は、「安全でありたい」と考えます。
よって、“支えとなるもの”があることでこそ、安心して高いパフォーマンスを発揮できるタイプです。
 そのため、安定した組織の中でこそ、自分の役割に責任感を持ち、仲間への気配りや誠実さを発揮すると言えます。
(つまり、“仕事のアウトプット”と“仲間とのコミュニケーション”を、高いレベルで両立できるということです。タイプ6はバランスが良いわけです。)

逆に言えば、社長として社員を引っ張っていったり、フリーランスで気ままに働くような働き方よりは、組織に属して仲間と連携して仕事を進める方が適性を発揮できると言えます。

その中でもポイントは、「組織の安定感」や「支持する人への信頼の強さ」など、“身を捧げる価値があるという確信”が、自分の精神的な安定に繋がるということです。
つまり、“大きな組織や、権威ある人のいる環境の中で働ける職”が、向いていると言えます。
(例えば、社長や政治家の秘書、大企業の社員、公務員、警察官、自衛官、司法組織、など。)

また、タイプ6は、「安全」を求める姿勢から、「問題を見つける力、慎重さ、堅実さ」を発揮するので、次のような職も適性を活かせると言えます。

  • リスク管理する職
  • ミスが許されない細かい職(あるいは細かいミスを見つける職)
  • ルーティンワーク職

(例えば、法務(特に“守り”の法務。コンプライアンス、特許、薬機法、契約など。)、校正・校閲、科学者、財務(税理士など)、救急救命士、臨床検査技師、事務、など。)

さらに、タイプ6は、弱者に寄り添う優しさと、仲間のために立ち上がる勇気もあるので、“社会貢献度の高い職”にも、やりがいを持って取り組めると言えます。
(例えば、医療・福祉・教育に関する職、消費者庁、など。) 

エニアグラムタイプ6|適職例一覧

その他、エニアグラムタイプ6適職例を以下に示します。
(※適職度は「★>☆>〇」です。) 

エニアグラムタイプ6適職例 適職度
公認会計士
会計事務所スタッフ・企業の財務経理部員
アクチュアリー(保険数理士)
秘書・総務事務, アシスタント
役員秘書
広告・宣伝担当
監査
ビジネスアナリスト(業務の分析・設計の専門家)
バイヤー(仕入れ担当者)
最高経営責任者(CEO
コンプライアンス(法令順守)責任者
カスタマーサポート担当者
起業家
財務経理の管理職
財務経理のスタッフ
ファイナンシャルアドバイザー
ファイナンシャルアナリスト
人事の管理職
投資家
マネジメントアナリスト
マネジメントコンサルタント
マーケティングの管理責任者
プロダクトの管理職
プロジェクトの管理職
不動産販売・仲介
リクルーター
金融(個人・中小企業担当)
営業の管理職
販売代理
自営業・スモールビジネスオーナー
税理士
WEBデザイナー
コンストラクション・マネジャー(建設業務のコンサル)
大工(内装工)
大工(一般建築)
総合建設業(ゼネコン)
製造オペレーションアナリスト
教育研究者
校長
教授
教師
スクールカウンセラー
行政サービスの管理職
公務員(事務職)
刑事・私立探偵
消費者権利に関する仕事(消費者庁など)
調査官
裁判官
パラリーガル(法律事務, 弁護士秘書)
政治家(市議, 市長, 知事, 国会議員)
社会福祉サービスアシスタント
臨床検査技師
カウンセラー(臨床心理士), ソーシャルワーカー(社会福祉士)
歯科衛生士
医師
健康に関わるサービスの管理職
看護師
薬剤師
薬剤師アシスタント
理学療法士
精神科医心理学者
獣医師
システムアナリスト(ITシステムの分析・評価の専門家)
データベーススペシャリスト・管理者
ヘルプデスク(製品の技術的な問い合わせ対応者)
情報システムの管理職
ITのサポートエンジニア
ネットワーク・システムスペシャリスト・管理者
情報セキュリティ専門家
ソフトウェア開発技術者(プログラマーなど)
情報技術者の管理職
品質保証・品質管理
俳優
エージェント(スポーツ選手, 芸術家, 芸能人)
学芸員(博物館職員)
建築士
アートディレクター(独立)
アートディレクター(会社員)
芸術家
コメディアン
商業アーティスト(グラフィックデザイナー, プロダクトデザイナー)
コピーライター(広告・ウェブサイト)
評論家(芸術・エンタメ関連)
監督・ディレクター(舞台, 映画, テレビ, ラジオ)
編集者(コピー, 出版, 新聞)
イラストレーター・漫画家
ジャーナリスト
音楽家
カメラマン
テクニカルライター(家電取扱説明書などの専門的技術の文章作成)
作家(作詞, 小説, 脚本)
エンジニア
科学者
機械の修理担当者故障検査員
シェフ
保育関係
公営競技・公営くじの運営・管理・調査担当
ヘアスタイリスト, 美容師, 理容師
ホテルや民宿の管理職
保険損害査定人
飲食店の管理職
小売店の管理職
マッサージ師
葬儀師(葬祭ディレクター)
インストラクター(ヨガ, 瞑想など)
修道士・修道女
宗教指導者(牧師・司祭)
宇宙飛行士
消防士
客室乗務員
パイロット・航空機関士
警察官
海上保安庁の職員
輸送機関の調査官(鉄道警察など)
航空管制官
動物トレーナー
スポーツ選手
スポーツコーチ
コーチ(キャリア)
通訳・翻訳家
環境科学・環境保護の技術者
発明家
弁護士・法律家
司書
点検・保守の技術者
整備士(自動車, 航空機, 船など)
主婦・主夫

 

エニアグラムタイプ6向いている仕事(適職)まとめ
  • タイプ6は「安全でありたい」と願うので、“所属することで安心感の得られる組織”(忠誠を誓う価値があると考えられる組織)の中でこそ、“組織の一員として、仲間を大切にしながら、無私無欲に頑張る”という適性を発揮する。
  • よって、“大きな力を持つ組織(または人)”の中で働ける職を選ぶのがオススメ。
  • また、リスク発見能力が高いので、リスク管理や正確性が求められる職にも適職性がある。
  • 弱い立場に人のために立ち上がれる勇敢さもあるので、“社会貢献度の高い職”にも向く。

 

※補足:タイプ6は“変化の少ない職”にこそ向いてる!

タイプ6は、「良く働き、それでいて謙虚で、他者を慮れる」というパフォーマンスを発揮するので、組織を運営していく上で必要不可欠な存在だと言えます。
そしてそれは、タイプ6の“帰属意識の強さ”が影響するものなので、タイプ6のあなたが、「身を捧げるにふさわしい」と納得できる組織(や人)を選択することでこそ、その状態を実現できると言えます。
また、組織選択時のポイントとして、大きな変化のないこと(会社組織・職場環境)“も考慮すると良いでしょう。
(タイプ6は、やるべきことをコツコツ続けられる点が特徴なので、“常に変化があって、求められることが都度大きく変化していくようなこと”だと、強みを活かしにくいため。) 

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3.エニアグラムタイプ6が適職に就くには?(自己PR・例文)

エニアグラムタイプ6自己PR

エニアグラムタイプ6の適職は見つかりましたか?
今度は、その“適職に就く”ために、エントリーシートや面接への対策が必要になってきます。
そこで、エニアグラムタイプ6自己PRを作成するために、次のことを紹介していきます。

エニアグラムタイプ6|自己PRの強み言い回し一覧

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タイプ6は、誠実さや協調性を、人の考えを尊重する姿勢や、人との協力を大切にする姿勢として示せると良いと思います!

面接で“強み”を聞かれることは鉄板なので、エニアグラムタイプ6の“強みの言い回し”を事前に考えておきましょう。
(※もちろん、企業がどんな強みを重視するのかを事前に調べておくことも大切です。)

タイプ6の自己PRに使える強みの言い回し①

分類 強み 強みの言い回し(~なところがある。~な部分が長所。)
対自分 忍耐力 物事が困難な状況になっても、逃げずに向き合える
粘り強さ、
継続力
物事が上手くいかなくても、コツコツと前に進めていける
慎重力 準備を怠らず、リスクを最小化しつつ、高い精度で物事に取り組める
対他人 親しみやすさ 人との間に壁を作らず、コミュニケーションを取れる
協調性・
チームワーク力
立場や考えの違う人とでも、協力して物事に取り組める
気配り・
ホスピタリティ
相手が求めていることを察知できる。
相手の気持ちを配慮した行動ができる
素直さ 学んだことや指摘されたことは、否定せずにまずそのまま受け止められる
誠実さ 人や物事に対して誠意を持って向き合うようにしている
指導・育成力 人に、教えたり、励ましたり、話を聞いたりして、成長を助けることに意欲を感じる
対課題 正確性 精度の高いアウトプットを仕上げることに意欲を感じる
課題発見力 物事を達成するために必要になることや、リスクとなることに気付ける
計画力 物事を達成する上での必要なことを洗い出して、時間軸で整理できる

 

タイプ6の自己PRに使える強みの言い回し②

特徴的強み 強みの言い回し 人から言われる言葉
物事のリスクを想定できる 先々のリスクを考えつく
リスクヘッジを重視する
先を読める、問題想定力が高い
高い正確性を
発揮できる
事前準備を怠らない、
仕事の正確性にこだわる
良く調べている、準備された資料の質が高い
相手の立場に
立てる
相手の立場に立って考えられる 気配りができる、優しい、
人を慮れる、誠実
情報を鵜吞みにしない 情報を鵜吞みにしない 人の話に流されない
慎重に行動する 注意深い 慎重、思慮深い

エニアグラムタイプ6としては、自分の強みを主張して売り込んでいくことに抵抗を感じる人も多いかもしれません。
その場合、「仲間からは~と言われます。」というような言い方をするのもおすすめです。

エニアグラムタイプ6|自己PRのためのエピソード選定

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タイプ6の“強み”を自己PRするためのエピソードを考えてみましょう!
チームや組織に貢献して、皆で一緒に何かを成し遂げた経験などないでしょうか?

自己PRは、エピソードがセットでこそ説得力が上がります。
そこで、実体験となる過去のエピソードを振り返ってみて下さい。
そのためのヒントを次に示します。 

タイプ6の自己PRに使えるエピソード

特徴的強み エピソードのヒント
物事のリスクを
想定できる
予め問題を想定して、リスク回避できた経験。
高い正確性を
発揮できる
事前準備に力を注ぎ、うまくいったり、評価された経験。
相手の立場に
立てる
チームの一員として(特に、縁の下の力持ちとして)成果に貢献した経験。
情報を鵜吞みにしない 人の経験を健全に疑って、虚偽や誤りを見抜いた経験。
慎重に行動する 注意深く考え行動することで、良い結果に繋がった経験。

タイプ6は、「強みのバランスが良い」のが特徴と言えます。
(「対自分・人・課題」に対し、オールラウンドに強みを持つ。)

仲間と一生懸命頑張ったエピソード」を語れれば、持ち前の勤勉性だけでなく、協調性や気配り、責任感、粘り強さ、計画性や正確性などの、組織の中で必要とされる能力はほぼカバーして自己PRできると言えます。

タイプ6は、権威に対して過剰に反応するところがあるので、“権威に臆してしまうタイプ”は、面接官に過剰にかしこまらないように要注意!
一方で、“権威に抵抗的なタイプ”は、面接官に意識して愛想良くするくらいの姿勢で行くのが良いと言えます。)

エニアグラムタイプ6|自己PR例文(新卒の場合)&(転職の場合)

エニアグラムタイプ6自己PR例文を見てみましょう!

自己PRをする際には、“N字型ストーリー”の型を使うのがオススメです。
“N字型のストーリー”とは、“ピンチ”を話した後に、“ピンチを解消した強み”を話すことです。

N字型ストーリー

これによって、採用担当者の記憶に残すことができるでしょう。

新卒の場合(ガクチカ

例)強み「誠実」、応募職種「大企業の総合職」

私は、「相手の立場に立って考えられる」ことが強みだと考えています。
以前、ボランティアイベントの学生スタッフリーダーを経験したことがあるのですが、(←⓪日常)
参加していた学生の中に、リーダー格が2人いて、意見が対立したせいで、派閥ができてチームが分断されてしまうことがありました。(←①ピンチ)
私は、リーダー格の2人の主張を良く聞きました。しかしそれだけでなく。参加学生一人一人に、イベント意義や自分の役割への考えを聞いて回りました。そして、その上で、全員に、一緒にイベントを成功させようと語りかけました。(←②強みの発揮)
その結果、チームの全体の連携も取れるようになり、誰も欠けることなくボランティアイベントは成功しました。最後に、皆で打ち上げにいった際に、参加学生から「●さんが一生懸命皆を気にかけて頑張っていたから、1つのチームにまとまることができる」という話ももらえたことは、今の自分の自信にも繋がっています。(←③解決)
相手の立場に立って考えることを大切にする姿勢は、チームワークを発揮し、組織パフォーマンスを最大化させることに寄与すると考えています。そしてこの強みは、御社での仕事でも貢献していけるものと考えています。(←聞き手ニーズとの結び付け)

 

転職の場合

例)強み「慎重」、応募職種「企業法務部」

私の強みは慎重さだと考えています。
前職では、食品メーカー企業の知財部におりました。(←⓪日常)
その際に、製品開発のための先行特許調査を担当したことがありました。このとき、自社技術を用いた新商品アイデアが、他社特許に抵触していて、実施できないということがありました。(←①ピンチ)
そこで私は、自社アイデアの本質的要件と、関連競合他社の特許クレーム表現を何度も見比べて、回避策をいくつか提案致しました。(←②強みの発揮)
結果、他社特許への抵触を避け、他社へのライセンス料の支払いもなく、目的の製品開発を行うことができました。(←③解決)
物事を注意深く観察し、あらゆる角度で可能性を探り、可能性を見出すことは、法務の仕事でも活かせると考えています。(←聞き手ニーズとの結び付け)

 

エニアグラムタイプ6|自己PRの弱み対策

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タイプ6の弱みとしては、信じられるものを求める傾向があるため、信じる人の意見に流されてしまうことがあると言えます。

面接で“弱み”を聞かれても良いように、エニアグラムタイプ6弱みとその対策も考えておきましょう!

タイプ6の自己PRに使える弱み対策

分類 強み 強みに対応する弱み
【対自分に
関わる強み】
忍耐力 マイペースなところがある
粘り強さ、継続力 頑固なところがある。
慎重力 リスクを取ってリターンを得に行く姿勢は欠けるところがある。
【対他人に
関わる強み】
親しみやすさ 人からの頼みを断るのが苦手。
協調性・チームワーク力 周りの意見に流されやすいところがある。
気配り・ホスピタリティ おせっかいになってしまうことがある。自己主張が乏しくなることがある。
素直さ 人の話を鵜呑みにしてしまうことがある。
誠実さ 用心深い。人見知りする。
指導・育成力 人に過干渉になることがある。
【対課題に
関わる強み】
正確性 “広く浅く”や”スピード”が求められる場面は苦手。
課題発見力 心配性
計画力 几帳面

タイプ6は、特徴的な強みである「協調性」や「慎重さ」を自己PRすることで、「主体性」や「行動力」の乏しさが心配される可能性もあります。
ですので、何か自分が率先して人を率いた経験や、自分一人で何かを始めたり成し遂げた経験などの話も準備してあると良いと言えるでしょう。

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4.エニアグラムタイプ6のやる気が出る仕事条件とは?(モチベーションとストレス)

エニアグラムタイプ6やる気が出る仕事条件2

4章として最後に、エニアグラムタイプ6の“適所性を発揮する仕事条件(職場環境)”を説明します。

適職を育てていくには、”モチベーションが上がる”&“ストレスを少なくなる”条件と把握しておくことも大事です。

“仕事へのやる気”について、アメリカの有名な倫理学者が提唱している説として、“ハーズバーズの二要因理論”があります。
これは、「人の仕事の満足度はやる気が出る要素があることと、やる気が下がる要素がないことが大事だ。」という内容です。

これだけ聞くと、「それは当たり前だろ!」と思いますよね?
ただポイントとなるのはここからで、「その2つの要素は互いに補足し合えない」と言っているのです。
つまり、「どれだけやる気が上がる要素があっても、ストレスを感じる要素があればやる気は出ない」し、「まったくストレスを感じなくても、やる気の上がる要素がないとやる気は出ない」ということです。
だから、仕事での満足度を高めるには、「やる気の出る要素を満たすこと」と、「やる気の下がる要素を減らすこと」の、両方が必要になるということです。

ハーズバーグの二要因理論

そこで、“エニアグラムタイプ6のモチベーションを上げる&ストレスを減らすための職場環境の条件”をお伝えします。
(現在就活している方は、企業を絞り込んでいく際の“職場環境チェック”としても役立てみて下さい。) 

エニアグラムタイプ6|モチベーションの上がる仕事の条件

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タイプのモチベーションが上がる職場条件の中で大事なのは、“組織の中で「必要な役割を担っている」と感じられる機会があること”だと言えます!

エニアグラムタイプ6が“モチベーション高く仕事ができる条件(職場環境)”について紹介します。

“安定した組織の中で、役割を与えられて、やるべきことが明確”だとモチベーションUP

タイプ6は、「安全でありたい」と願います。
そのため、「安心できる組織の中で、その一員として“組織に貢献できている”と感じられるとき」モチベーション高く仕事ができると言えます。
“安心できる組織”とは、例えば

  • 怪我や過労の心配がない
  • 収入も不満のない程度に安定して得られる
  • 人間関係の悩みもない

というようなことです。
(そのためにも、“上司や同僚は信頼できる(と考えられる)人”であり、彼らから“信頼できると認識されている(と考えられる)こと”も大事です。)

「“組織に貢献できている”と感じられるとき」とは、例えば、

  • 指揮系統の明確な組織の中で、明確な指示を受けたことを、ミスなく遂行する。
  • チームで1つのことに取り組みながら、その中での自分の役割をしっかりやって責任を果たす。
  • チームの中で合意を得たことを、必要な関係各者に相談しながら進めていける。

などです。
こういった仕事の仕方ができれば、タイプ6の強み(誠実さ、正確さ、責任感、など)をいかんなく発揮できると言えます。
よって、次のような職場条件があれば、高いモチベーションで仕事を進めていけると言えるでしょう。

  • 安定感のある規模や歴史のある組織(買収や倒産のリスクが少ない)
  • 役割責任が明確(やるべきことがある程度決まっている)
  • チームワークが求められる(皆で仕事を進めていける)

 

“社内からの信用増加に関われる機会がある”とモチベーションUP!

また、タイプ6は、「頑張れば安心できる状態に近づける」と考えられる状態の時に、モチベーションが高まります。
そのため、例えば次のような状況などだと、熱心に頑張れると言えます。

  • 社内で昇進するために、会社全体のためになる企画を提案する
  • 上司からの信頼を得るために、役割責任以上の範囲の仕事も残業対応する
  • チーム内での信頼を得るため、チームメンバーの仕事を手伝う

(タイプ6は、組織の中で献身的に働く姿勢から、“良き企業戦士”とも言われます。)

つまり、モチベーションが上がる職場環境としては、“社内(組織やチーム)への貢献を感じられる仕事や機会がある”が大事だと言えるでしょう。 

※補足
仕事に打ち込む姿勢は、一見するとストイックな会社員に見えることもあります。
しかし、タイプ6が求めているのは、“成功”でも、“権力”でもなく、“安心・安定”だというのがポイントです。
そのため、(タイプ3や8のように、)競争心や闘争心をムキ出しにすることはありません。
(ただし、会社や上司が信用できない(=自分を守ってくれない)と考えた場合は、一気に冷めます。)

 

エニアグラムタイプ6モチベーション高く仕事できる条件(職場環境)まとめ
  • タイプ6は、「安全でありたい」と考えるので、「安定感のある組織の中で、明確な役割を任されて、チームで仕事を進めていける」職場環境だと、高いモチベーションで仕事を進められる。
  • 頑張れば“安心できる状態(昇進、昇格、仲間からの信頼など)”に近づける職場環境」にも、高いモチベーションを発揮できる。

エニアグラムタイプ6|ストレスを感じる仕事の条件

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タイプ6がストレスを感じる職場条件として、“組織からの信用を失うリスクが高いこと”と“相談できる人がいないこと”が挙げられます!

エニアグラムタイプ6が“ストレスを感じてしまう仕事条件(職場環境)”について紹介します。

”組織や仲間からの信用を失う“という不安を感じやすい職場環境だとストレス!

タイプ6は、「安全でありたい」と願います。
そのため“リスクを想定する力”が高く、“慎重さ”を発揮できます。
一方で、未来を悲観的に予測して、“不安”を感じやすい特徴もあります。
(「最悪の事態をシミュレーションできるからこそ、不安を感じやすい。」とも言えるでしょう。)

特に不安を感じるのは、「組織や仲間からの信用を失うことをしてしまった」と考えてしまうときが挙げられます。
例えば、

  • 失敗やトラブルを起こす(⇒「信用を失った」と考える)
  • 批判や皮肉や辛辣な態度を取ってしまったことで、人を傷付ける(⇒「傷付けてしまった」と考える)
  • 過剰に用心して怖じ気づく(⇒「頼りにならないと思われた」と考える)
  • 自分の考えに固執する(⇒「協調性がないと思われた」と考える)

など。

ただし、タイプ6は慎重なので、これらのリスクが実際に起こってしまうことは稀(まれ)です。
それでも、“組織からの信用を失うリスク”を最小化したいのなら、“リスクのある中でもアクションが求められる職場環境”を、できるだけ避けるのがオススメです。

例えば、

  • 挑戦が求められる
  • 人の懐に入る必要がある
  • 決断力が求められる
  • 推進力が求められる

などです。 

“ひとりで責任を持って進めないといけない職場環境”だとストレス!

タイプ6は不安を感じたとしても、相談できる相手がいれば、まだ安心できると言えます。
つまり、逆に、“相談できる相手”もいない職場環境は、大きなストレスだと言えるでしょう。
例えば、

  • 仕事を一任されて完全放置される
  • 前例やマニュアルがない領域を任される
  • 詳しい人が他にいないポジションの責任者にされる

など。

※補足
上記のような仕事に就いて、不安がピークを越えてしまうと、「誰かれ構わず色んな人に相談するけど、結局判断ができずに仕事は進まず、周りからは“時間泥棒”とさげすまれて距離を置かれる」という最悪のパターンにもなり得ます…。
そうなる前に、適切に仕事の相談ができる相手を得ましょう。
(あるいは、そもそも“やるべきことが整理された職場”や、“自分の上の人が判断をしてくれる職場”を選ぶようにするのが一番オススメです。)

 

エニアグラムタイプ6が“ストレスを感じてしまう仕事条件(職場環境)”まとめ
  • タイプ6は、“安全でありたい”と願う分、“不安”を感じやすい。
  • 不安を感じることの中でも、「組織や仲間からの信用を失うこと」と考えてしまうときに、特に強い“不安”を感じる。
  • (タイプ6は慎重派なので、“前例のない挑戦が求められる職場環境”にいると、この手の不安を感じやすくなるのでオススメしない。)
  • 相談できる人がいない”職場環境“(個人に責任を負わされる仕事やポジション)も、大きなストレス。

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Chiyoエニアグラムタイプ6適職診断」の最後に。

Chiyo

ここまでお疲れ様でした!
“エニアグラムタイプ6の適職”については以上です。

これを読んでくれているあなたが、就活中か、これから就活予定か、あるいは適職迷子の社会人なのかは分かりませんが、“職選び”は人生レベルで重要なテーマだと思います。
そこに対して、少しでも“気付き”を提供できたのなら嬉しい限りです!

ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

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