エニアグラムタイプ9適職診断セット(強み一覧と適職性、自己PR例文、やる気が出る仕事・出ない仕事)

自己分析は大事だと感じるけど、やればやるほど自分が良く分からなくなる…。」

この記事では、そんなエニアグラムタイプ9のあなたが“納得できる適職診断と自己分析”をお伝えします。
あなたに合った職選びに役立ててもらえると嬉しいです!

エニアグラムタイプ9適職診断の概要
  • 強み適職性”|タイプ9は忍耐力が高いので、長期的に積み上げていく職が向いてる!
  • 自己PR例文”|タイプ9は聞き上手なので、大概の人と仲良くやれるコミュ力をアピールできると良い!
  • やる気が出る仕事条件”|タイプ9は仲間との繋がりを感じながら、マイペースに仕事を進められる環境だとやる気が出る!

↓“目次”を開いて、気になるところからどうぞ!

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1.エニアグラムタイプ9の性格特徴

エニアグラムタイプ9性格

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エニアグラムタイプ9の性格を一言で言うと、「平和を好む穏やかな人」ですね!

アグラムタイプ9の性格特徴を簡単におさらいしておきましょう。

  • 平和でありたい」が、モチベーション(動機)の根源。
  • 平和的”で、自然体で、穏やか
  • 様々な人の価値観に共感できる“聞き上手
  • 「皆にも聞こう、どっちでも良い、なんとなく」の言葉を多用。
  • 平和主義で、組織内に不仲があると調停することに心を砕く。
  • おおらかでマイペース

 

エニアグラムタイプ9の仕事のスタイルの傾向は次の通りです。

  • (指揮系統や待遇が明確で安定した組織にいる場合、)目立つことなく上司を支え、部下を助け、トラブルが起きた際には動じない器を持っている。
  • 人の意見を否定せず、そのすべてを受け入れる“聞き上手”なため、相談を受ける仕事があっている。

 

エニアグラムタイプ9の性格特徴の詳細についてはコチラ。
>>性格診断エニアグラム タイプ9の特徴  

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2.エニアグラムタイプ9が適職診断!(強みと適職性の把握)

エニアグラムタイプ9適職性1章では、エニアグラムタイプ9の適職します。
そのために、次の順でお伝えしていきます。

エニアグラムタイプ9|強み一覧

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タイプ9は、人をリラックスさせる力や、忍耐力の高さが大きな強みです!

エニアグラムタイプ9強み一覧を示します。
(次項以降で、その強みをベースに“適職性”や“自己PR”を考えていきましょう。) 

タイプ9の強み一覧

【対自分に関わる強み】 前向き思考
忍耐力
【対他人に関わる強み】 親しみやすさ
協調性・チームワーク力
傾聴力
調整・交渉力
気配り・ホスピタリティ
素直さ
【対課題に関わる強み】 広い視点で捉える力

タイプ9に対する“強み”一覧における説明をしていきます。

タイプ9は、平和を重んじ、他者に寛容で、楽観的な面があります。
(前向き思考、親しみやすさ、協調性・チームワーク力、傾聴力、調整・交渉力、気配り・ホスピタリティ)

マイペースで、落ち着いていて、ストレス耐性が高いのも特徴です。
(忍耐力)

自分の欲を優先せず、自分の意見に執着もせず、他者の意見に同調し、視野の広い考え方ができます。
(素直さ、広い視点で捉える力)

 

さらに、エニアグラムタイプ9の“特徴的な強み”についても紹介しましょう。

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“特徴的な強み”は、仕事をする上で特に利点になる性格特徴にフォーカスしたものです。
それをここでは、5つに絞って紹介します。

タイプ9に特徴的な強み

忍耐力がある 穏やかで安定した状態を好むので、物事にじっくり取り組めるし、周囲へも急かさずに見守ることができる。
聞き役に回れる 周囲があってこその自分だと思っているので、人に話に偏見なく耳を傾けられる聞き上手。
人との間を取り成せる 人間関係の調和を大切にするので、不公正な扱いを受ける人がいないように調整しようとする。
偏見なく情報を整理できる 物事を広い視野でありのまま受け止めるので、様々な情報を関連付けることができる。
協調性が高い 人との絆を大事にしたいと思っているので、チームへの協調性や順応性が高い。

タイプ9は、「自分も人も平和でありたい」と願っているので、“他者や物事に対して寛容”である点が強みと言えます。

何事にも一定の距離感を取りつつ、かつ前向きに捉えることから、

  • “人”に対しては、傾聴や肯定による安心感を与え、
  • “問題”に対しては、偏りのない視点での対応をとることができる

という傾向があります。 

エニアグラムタイプ9|適職性(向いてる仕事)

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タイプ9は、穏やかなので、人から相談を受ける仕事は向いています!
また、忍耐強いので、ゆっくり着実に積み上げる仕事にも向いてます!

エニアグラムタイプ9に“向いてる仕事”(=適職)について見ていきましょう。

タイプ9は、「平和でありたい」と願います。
よって、“争いや葛藤が少ない職”が向くと言えます。
「せわしない競争にさらされない」という点では、“大手の組織”や“歴史ある老舗組織の職が向くと言えます。
(例えば、公務員、銀行、大企業、など。)

さらにその中で、タイプ9は“物事を偏見なく様々な角度で見ることができる”という特性があります。
それを活かすと、“多くの人同士を調整する部門”や、“多くの部門にまたがる部門”にも向くと言えます。
(例えば、人事、総務、情報システムなど。)

また、タイプ9は、忍耐力があるので、“コツコツと時間をかけてスキルや地位を築いていける職”にも向くと言えます。
(例えば、専門資格職、専門性の求められる職、など。)

さらに、タイプ9は、おおらかで落ち着きがあり、人の意見を肯定的に受け入れる“聞き上手”な性質もあります。
そのため、“相談を受ける職”や、“人との間柄を取り持つ職”にも、適性があると言えます。
(例えば、カウンセラー、外交官、交渉人など。)

加えて、タイプ9は“快適でいられること”を求めるので、“人を安心させたり、リラックスさせることに関する職”にも、適性があると言えます。
(例えば、セラピスト(リハビリ系(理学療法士、作業療法士、柔道整復師など)、美容系(カイロプラクター、 リフレクソロジスト、エステティシャンなど)、メンタル系(臨床心理士、公認心理士など)、リラクゼーション系(リラクゼーションセラピスト、アロマセラピストなど))、診療所医師、リゾート系企業職員、など。 

エニアグラムタイプ9|適職例一覧

その他、エニアグラムタイプ9の適職例を以下に示します。
(※適職度は「★>☆>〇」です。)

エニアグラムタイプ9適職例 適職度
公認会計士、
会計事務所スタッフ・企業の財務経理部員、
アクチュアリー(保険数理士)、
秘書・総務事務, アシスタント、
役員秘書、
広告・宣伝担当、
監査、
銀行員、
ビジネスアナリスト(業務の分析・設計の専門家)、
バイヤー(仕入れ担当者)、
最高経営責任者(CEO)、
コンプライアンス(法令順守)責任者、
カスタマーサポート担当者、
エコノミスト(経済学者)、
起業家、
財務経理の管理職、
財務経理のスタッフ、
ファイナンシャルアドバイザー、
人事の管理職、
投資家、
マネジメントアナリスト、
マネジメントコンサルタント、
マーケティングの管理責任者、
市場調査の専門家、
産業カウンセラー、
プロダクトの管理職、
プロジェクトの管理職、
不動産販売・仲介、
リクルーター、
金融(個人・中小企業担当)、
営業・ビジネス開発の担当者、
営業の管理職、
自営業・スモールビジネスオーナー、
税理士、
人材育成の管理職、
WEBデザイナー、
コンストラクション・マネジャー(建設業務のコンサル)、
建築設備検査、
大工(内装工)、
大工(一般建築)、
現場監督、
ロジスティシャン(物流担当)、
工場長、
カウンセラー、
教育行政の担当者、
教育研究者、
教授、
教師、
行政サービスの管理職、
都市プランナー、
公務員(事務職)、
裁判官、
パラリーガル(法律事務, 弁護士秘書)、
NPO代表、
行政契約の担当、
官庁(の管理職)、
政治家(市議, 市長, 知事, 国会議員)、
プログラムコーディネーター(NPO, 行政)、
社会福祉サービスアシスタント、
会計検査官、
財務省や会計検査院の職員、
カイロプラクティック施術者、
カウンセラー(臨床心理士), ソーシャルワーカー(社会福祉士)、
歯科衛生士、
歯科医、
医師
健康に関わるサービスの管理職、
ホスピスの職員、
医療系研究所の技術者、
看護師、
ホームヘルパー(訪問介護士), 在宅医療助手、
薬剤師、
薬剤師アシスタント、
理学療法士、
精神科医、心理学者、
獣医師、
システムアナリスト(ITシステムの分析・評価の専門家)、
データベーススペシャリスト・管理者、
ヘルプデスク(製品の技術的な問い合わせ対応者)、
情報システムの管理職、
ITのサポートエンジニア、
ネットワーク・システムスペシャリスト・管理者、
情報セキュリティ専門家、
ソフトウェア開発技術者(プログラマーなど)、
情報技術者の管理職、
品質保証・品質管理、
俳優、
エージェント(スポーツ選手, 芸術家, 芸能人)、
建築士、
アートディレクター(独立)、
アートディレクター(会社員)、
職人・工芸家、
芸術家、
商業アーティスト(グラフィックデザイナー, プロダクトデザイナー)、
コピーライター(広告・ウェブサイト)、
評論家(芸術・エンタメ関連)、
監督・ディレクター(舞台, 映画, テレビ, ラジオ)、
編集者(コピー, 出版, 新聞)、
フィルムエディター、
イラストレーター・漫画家、
ジャーナリスト
アニメーター, マルチメディアアーティスト、
音楽家
カメラマン、
テクニカルライター(家電取扱説明書などの専門的技術の文章作成)、
作家(作詞, 小説, 脚本)、
エンジニア
科学者
バーテンダー、
シェフ、
保育関係、
公営競技・公営くじの運営・管理・調査担当、
ヘアスタイリスト, 美容師, 理容師、
ホテルや民宿の管理職、
飲食店員、
飲食店の管理職、
エステティシャン、
マッサージ師、
整理収納アドバイザー、
旅行代理店、
トレーナー
葬儀師(葬祭ディレクター)、
インストラクター(ヨガ, 瞑想など)、
修道士・修道女、
宗教指導者(牧師・司祭)、
宇宙飛行士、
乗組員(ボート, ヘリ, 船など)、
客室乗務員、
パイロット・航空機関士、
警察官、
輸送機関の調査官(鉄道警察など)、
航空管制官、
動物トレーナー、
スポーツ選手、
スポーツコーチ、
コーチ(キャリア)、
通訳・翻訳家、
環境科学・環境保護の技術者、
発明家、
弁護士・法律家
司書、
点検・保守の技術者、
整備士(自動車, 航空機, 船など)、
測量士、
主婦・主夫、

 

エニアグラムタイプ9の向いている仕事(適職)まとめ
  • タイプ9は「平和でありたい」と願うので、目立った競争にさらされないという点で、大手組織や老舗組織での職が向く。
  • 忍耐力があることから、“長い時間をかけて地道に積み上げていく必要がある職”にも向く。
  • 聞き上手で、自然体で落ち着いているので、“相談を受ける職”や“人をリラックスさせることが求められる職”にも向く。

 

 

※補足:タイプ9は、平和を求めるからこそ、個人のスキルアップも必要!

タイプ9は、仲間との一体感を感じられることに満足感を覚えます。
よって、個人間で競争するよりも、仲間と共創する(一緒に協力して成果を上げていく)方が、性に合っていると言えます。
しかし!
組織の一部として埋もれてしまうと、自分のペースで仕事ができなくなる恐れがあると言えます。
(一方的に仕事を強要されたり、難しい納期やノルマを設定されたり、など。)
よって、“マイペースに仕事を進められる権限”を得られるようにするためにも、独自の専門性やスキルを身に付けることを意識していくこともオススメと言えます。

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3.エニアグラムタイプ9が適職に就くには?(自己PR・例文)

エニアグラムタイプ9自己PR

エニアグラムタイプ9の適職は見つかりましたか?
今度は、その“適職に就く”ために、エントリーシートや面接への対策が必要になってきます。
そこで、エニアグラムタイプ9自己PRを作成するために、次のことを紹介していきます。

エニアグラムタイプ9|自己PRの強み言い回し一覧

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タイプ9は、忍耐力を“困難にあっても逃げずに取り組む姿勢”としてアピールしたり、傾聴力を“人から疎まれないコミュ力”としてアピールできると良いでしょう!

エントリーシートや面接で聞かれる“強みは?”の質問対策として、エニアグラムタイプ9の“強みの言い回し”を紹介します! 

タイプ9の自己PRに使える強みの言い回し①

分類 強み 強みの言い回し(~なところがある。~な部分が長所。)
対自分 前向き思考 困難なことがあってもネガティブにならずに物事に取り組むことができる
忍耐力 物事が困難な状況になっても、逃げずに向き合える
対他人 親しみやすさ 人との間に壁を作らず、コミュニケーションを取れる
協調性・チームワーク力 立場や考えの違う人とでも、協力して物事に取り組める
傾聴力 色んな人の話を先入観なく聞ける。聞き上手だと言われる。
調整・交渉力 物事を進める上で合意が必要な人に対して前向きな対話ができる。根回しができる。
気配り・ホスピタリティ 相手が求めていることを察知できる。相手の気持ちを配慮した行動ができる
素直さ 学んだことや指摘されたことは、否定せずにまずそのまま受け止められる
対課題 広い視点で捉える力 物事の全体構造や、将来性を考慮できる

 

タイプ9の自己PRに使える強みの言い回し②

特徴的強み 強みの言い回し 人から言われる言葉
忍耐力がある 忍耐力がある、粘り強い

継続して取り組める

我慢強い、コツコツ積み上げられる
聞き役に回れる 人の話を聞くのが得意 聞き上手、傾聴力がある
人との間を取り成せる 人の間を取り持つのが得意 穏やか、平和主義
偏見なく情報を整理できる 偏見なく物事を整理できる 否定しない、決めつけない、先入観がなく考えられる
協調性が高い 人との繋がりを大切にする チームに溶け込める適応力・順応力がある、

“強み”の伝え方として、「周りの人からは~と言われます。」のような言い回しにするのも、オススメです。
(タイプ9の場合、自分で自分の良さをPRするよりも、心理的ハードルも下がる言い方だとも言えるでしょう。)

エニアグラムタイプ9|自己PRのためのエピソード選定

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“強み”を自己PRする文章を考えていきましょう!
タイプ9は、粘り強く継続することで良い結果に繋がったエピソードなどあると、忍耐力や継続力への説得力が増すと言えます!

自己PRは、「“強み”の主張」と「“エピソード”による証拠」がセットになって、説得力が出るものです。
そこで、自分の昔の出来事の中から、 “頑張って上手くいったこと”を思い出してみて下さい。
そのためのヒントを次に示します。 

タイプ9の自己PRに使えるエピソード

特徴的強み エピソードのヒント
忍耐力がある 物事に粘り強く取り組むことで、成長や成果に繋がった経験。
聞き役に回れる 人の話を良く聞くことで、相手の満足に繋がったり、それが問題解決に繋がった経験。
人との間を取り成せる 人と人との衝突の間に入ってトラブルを解消した経験。
偏見なく情報を整理できる 先入観なく広い情報を情報を使って、偏りのない俯瞰的なアウトプットを出せた経験。
協調性が高い 早くチームに馴染み、色んなタイプの人を協調して物事に取り組めた経験。

タイプ9は、「何かにじっくりと取り組んで、チーム全体で成果を出した経験」などがあると、「忍耐力」や「協調性」という強みを効果的に示せると言えます。
また、それを実施した経験の中に、

  • 組織や社会全体が良くなることへの考慮
  • 参加者全員の納得感を得るための工夫
  • 全員が参加できていること(ハブれている人がいないこと)への配慮

などの視点で行ったことや考えていたことなどがあると、“視野の広さ”も、伝えることができると言えます。 

エニアグラムタイプ9|自己PR例文 (新卒の場合)&(転職の場合)

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エニアグラムタイプ9の自己PRの例文を見てみましょう!

自己PRとして強みを語るときに、採用担当者の印象に残る話し方というのを知っていますか?
それは、“N字型”で“ストーリー”ということです。

N字型ストーリー

“N字型”というのは、感情曲線的に「一度下がって、上がる様子」を指しています。
(つまり、一度挫折した話を盛り込むということです。)

“ストーリー”というのは、「過去に~していて、挫折を経験したけど、強みを発揮し解決しました。」という順序で話すことです。

それを踏まえて、エニアグラムタイプ9の方の自己PR例文を紹介します。 

新卒の場合(ガクチカ

例)強み「傾聴力」、応募職種「介護職」

私は、人の話を聞くのが得意で、人からは聞き上手だと言われます。
バイトでショップ店員を経験したことがあるのですが、(←⓪日常)
あるとき、お客さんから商品クレームを受けたことがありました。店側の判断で新品交換を提案しましたが、対応したスタッフの態度にも怒ってらっしゃるようでした。(←①ピンチ)
そこで私が対応し、お客様の言い分を、ただじっくりと聞くことに努めました。(←②強みの発揮)
すると、ある程度話をされた後から、態度が柔らかくなり、「言い過ぎた」ということで、逆に謝罪も下さりました。その後は、常連にもなってくれ、私がいないときも「●●さんにも宜しく」と言われるようになりました。(←③解決)
人の話を良く聞き、相手に居心地の良さを感じてもらうようにする姿勢は、被介護者やそのご家族へのケアや、介護職員との連携に対して活かせると感じています。(←聞き手ニーズとの結び付け)

 

転職の場合

例)強み「協調性」、応募職種「医療系コンサルタント」

私は、人との繋がりを大切にすることが強みだと思っています。
前職では、医療器械を扱う営業職に就いていました。(←⓪日常)
医療機器業界の中では、定期的に行われる法改正が、医療機器提供企業にとっても、医療従事者の顧客にとっても大きな影響を与えます。しかし、その理解や対応方針の判断には、専門的な知識や経験による解釈が必要とされます。(←①ピンチ)
そこで、私は法改正のあった際には、詳しい方々に声をかけて、自社も競合も顧客も関係なく参加できる、総合的な勉強会を企画するようにしました。(←②強みの発揮)
すると、その主催者として、情報やコネクションが集まるようになっていきました。その結果、営業に関わる問い合わせも顧客の方からしてくれるようになり、費用対効果の高い営業にも繋げられるようになりました。(←③解決)
人との繋がりを大切にし、”自分ができることの範囲”にこだわらずに問題解決に当たれる姿勢は、コンサルタントでも活かせると考えています。(←聞き手ニーズとの結び付け)

 

エニアグラムタイプ9|自己PRの弱み対策

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タイプ9の弱みとしては、色んな人の意見に共感できる力がある反面、“自分の意見が分からなくなること”があることが挙げられます。

適職を考える時は、“弱み”を避けるよりも、“強み”を活かすべきです。
(それでこそ、自分に適する職が見つかるからです。)
ただし!
エントリーシートや面接では、「弱みを教えて下さい」というのも、良くある質問です。
よって、ここではエニアグラムタイプ9の“弱み”を紹介します。 

タイプ9の自己PRに使える弱み対策

分類 強み 強みに対応する弱み
対自分 前向き思考 楽観的でリスク想定が甘いことがある。
忍耐力 マイペースなところがある
対他人 親しみやすさ 人からの頼みを断るのが苦手。
協調性・チームワーク力 周りの意見に流されやすいところがある。
傾聴力 自分の主張を抑えがちなところがある。
調整・交渉力 八方美人になりがちなところがある。
気配り・ホスピタリティ おせっかいになってしまうことがある。自己主張が乏しくなることがある。
素直さ 人の話を鵜呑みにしてしまうことがある。
対課題 広い視点で捉える力 細かい視点や、現実問題への配慮が足りないこともある。

タイプ9の「協調性」や「忍耐力」の自己PRすることによって、「主体性」や「リーダーシップ」など、「自己主張的な特性の乏しさ」が心配される可能性があります。

ですので、この点は、「(リーダーの立場の際に、)皆の意見が分かれる中でも判断を要する時は、目的から考えて合理的に判断することを意識している」(皆の意見を尊重するけど、自分が判断すべきときは判断する)という姿勢が示せると良いと言えます。

あるいは、志望動機の中で「自分が何をしたいのか」をしっかりと伝えられるようにしておけば、「主体性」への心配は解消できると言えるでしょう。

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4.エニアグラムタイプ9のやる気が出る仕事条件とは?(モチベーションとストレス)

エニアグラムタイプ9やる気が出る仕事条件2

4章では最後に、エニアグラムタイプ9の“適職性を活かせる・育てられる仕事条件(職場環境)”について説明します。

 

できるだけ、モチベを感じながら、ストレスフリーで仕事していきたいですよね?
タイプ9の強みは、リラックスできている状態で発揮される強みが多いので、モチベとストレスは重要な要素だと言えます。

ちなみに、アメリカのモチベーション研究で有名な心理学者であるハーズバーズは、こう言っています。
「仕事で満足を感じるには、“モチベーションが上がる要素があること”と“ストレスを感じる要素がないこと”の両方が必要。」(ハーズバーグの二要因論)

ハーズバーグの二要因理論

というわけで、ここでは“エニアグラムタイプ9のモチベ&ストレス職場環境条件”をお伝えします。
(あなたが今就活中ならば、行きたい会社を絞り込む際の1つの判断軸としても、参考にしてみて下さい。) 

エニアグラムタイプ9|モチベーションの上がる仕事の条件

 

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タイプのモチベーションが上がる職場条件の中で大事なのは、“穏やかな人間関係”と“マイペースを維持できること”だと言えます!

エニアグラムタイプ9がモチベーション高く仕事ができる条件(職場環境)について紹介します。 

穏やかに人と繋がりを感じられる環境だとモチベーションUP

タイプ9は、「平和でありたい」と願います。
そのため、“穏やかな関係の中で、人との繋がりを感じられる状態”を求めます。
よって、次のような職場環境が、モチベーション高く仕事をする上で重要と言えるでしょう。

  • 職場の人達の仲が良い
  • チームでの一体感がある
  • 穏やかな和の中に「自分も受け入れられてもらえている」感覚がある

タイプ9の職場環境でのモチベーションは、“頑張った先に得られる何か”(勝利、成果、自由など)よりも、“頑張る過程での居心地の良さ”を重視している点が特徴的と言えます。
タイプ9は、そういった快適な環境の中でこそ、“強み”(協調性、チームワーク、忍耐力、広い視野)を発揮します。
それよって、「自分の利益を優先せず、様々な人の意見を汲み取り、上司を支え・部下を助け、トラブルにも動じず対応できる」と言えます。 

マイペースに仕事を進められるとモチベーションUP

タイプ9は、職場環境だけでなく、自分の内面も平和でいたいと感じています。
そのため、マイペースでいられることを大切にします。
よって、次のような環境があると、モチベーションを保って仕事を進めていけるでしょう。

  • 市場が落ち着いている(変化が乏しく、スピード感が緩い市場
  • 競合が落ち着いている(競合優位性を築いている。競合自体がほぼいない。)
  • 社内環境が落ち着いている(職場の人は良い人が多く、競争や喧嘩がない。)

※補足
究極的に「マイペースで仕事ができる状態」とは、「競争なしで仕事ができる状態」だと言えます。
そうなると、子供を相手にする教育系、患者を相手にする医療系、動物・自然を相手にする農業系などの職の方が、モチベーションを維持しながら仕事をしていけると言えるかもしれません。

 

エニアグラムタイプ9モチベーション高く仕事できる条件(職場環境)まとめ
  • タイプ9は、「平和でありたい」と願うので、“平穏な人間関係の職場環境”で、モチベーション高く仕事ができる。
  • できるだけ競争がなく、マイペースでいられることが大切。
  • 仕事は、結果として得られる“成果”よりも、プロセスで感じられる“仲間との一体感”の方がモチベーションに影響する。

 

エニアグラムタイプ9|ストレスを感じる仕事の条件

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タイプ9がストレスを感じる職場条件として、“平和を乱される”、“疎外感を感じる”ことが挙げられます!

エニアグラムタイプ9が“ストレスを感じてしまう仕事条件(職場環境)”について紹介します。

“平和を乱される”とストレス!

タイプ9は、「平和でありたい」と願っているので、基本的に穏やかな人が多いです。
(そのため、一見、ストレスを感じにくいタイプに見えます。)
しかし、「平和が乱れたとき」にはストレスを感じます。
例えば、

  • 攻撃的で調和を乱すようなことを言う人がいるとき
  • 人との対立(不仲)に巻き込まれるとき
  • マイペースを乱されるとき(急かされる、効率の悪さを指摘される、頼まれ事でスケジュールがパンクする、など。)
  • 皆から除け者にされることき(皆でご飯に行くときに声をかけ忘れられる、など。)

よって、

  • 和を乱す自分勝手な人がいる
  • 派閥争いなどがある
  • 自分の仕事の進め方に、積極的なダメ出し介入をしてくる人がいる

のような職場環境は、ストレスを感じてしまうので避けた方が良いでしょう。 

“疎外感を感じる”とストレス!

タイプ9は、「平和な世界の一部でいたい」と感じているので、組織の中で疎外感を感じることがあると、大きなストレスを感じます。

タイプ9が疎外感を感じるパターンとしては、マイペースでのんびりとしていることが多いので、粗雑に扱われたり、存在を忘れられることがあり得ます。
(逆に、タイプ9が、“嫌われることで除け者にされて疎外感を感じる”というパターンは稀(まれ)だと言えます。タイプ9は、平和を重んじ協調性が高いためです。)

そのため、次のような職場環境だと、「存在を忘れられる」という悲しい事故が起こって、ストレスに繋がる可能性があると言えます。

  • 主体性や積極性こそが重視される職場環境
  • ギラギラとした闘志みなぎる人の多い職場環境
  • 打算的な人間関係の渦巻く職場環境

など。

※補足
タイプ9は、穏やかで、一見ストレスを感じにくいように見えます。
しかし、その原因の1つには、「怒りたくない」というのもあるようです。
怒ってしまうと、自ら平和を壊してしまう行為になるので、それ自体がストレスだということです。
(そのため、めったには怒らないですが、怒ったときは大爆発になるようです…。)

 

エニアグラムタイプ9が“ストレスを感じてしまう仕事条件(職場環境)”まとめ
  • タイプ9は「平和が乱れたとき」にストレスを感じる。
  • よって、“雰囲気が険悪だったり、仲良くできそうに感じない職場環境”は、避けた方が良い。

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Chiyoエニアグラムタイプ9適職診断」の最後に。

Chiyo

ここまでお疲れ様でした!
“エニアグラムタイプ9の適職診断”については以上です。

これを読んでくれているあなたが、就活中か、これから就活予定か、あるいは適職迷子の社会人なのかは分かりませんが、“職選び”は人生レベルで重要なテーマだと思います。
そこに対して、少しでも“気付き”を提供できたのなら嬉しい限りです!

ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

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