エニアグラムタイプ8ウイング|8w7と8w9の違いを分かりやすく解説!

Chiyo1

ここでは、エニアグラムタイプ8ウイング7(8w7)とタイプ8ウイング9(8w9)の違いを紹介します!
“どう違うのか?”だけでなく、“なぜ違うのか?”にも焦点を当てて説明していきたいと思います!
自分のウイングに迷っている人は、ぜひ参考にされて下さい!
ではいきましょう!

 

【8w7と8w9の特徴比較一覧】

  8w7 8w9
動機の違い 「強くありたい」&
「楽しくありたい」
「強くありたい」&
「平和でありたい」
戦略の違い 強さを体感するために…、
スピーディに、自分が支配できる領域を、新たに創る。
強さを体感するために…、
マイペースに着実に、人や場を見定めながら、目立たずに支配する。
特徴の違い パワーと挑戦心を備えた野心的な人(カリスマ)。 落ち着きと迫力を備えた決断力のある人(影の支配者)。
ニックネーム
(特徴を示す通称)
一匹狼
担当直入の人
熊さん
ポーカーフェイス
見誤りやすい
タイプ
(特になし) (特になし)
社会的スタイル
の違い
“8本能+7思考で、直感的に行動しつつ、不安なことには、頭でシミュレーションして対処。 “8本能+9本能で、直感的に行動しつつ、全力で対処したら、寝て気力を回復して、また挑む。
ハーモニクス
の違い
“8自己主張+7自己主張で、中途半端に人や物事に関わらない。(相手にもそれを求める。) “8自己主張+9遊離で、全体を俯瞰して見て、たとえ目先では負けても、全体での勝利を優先できる。


8w7
と8w9の違いの簡単なまとめはこちら。
>>エニアグラムタイプ8のウイング(8w7と8w9の違い) 

エニアグラム8w7(タイプ8ウイング7)の特徴は?

エニアグラム_8w7

8w7は、“自立心と自己主張の強さ”を持ちます。
(8w7は、全てのタイプの中で、もっとも“力強い(強引)”と言われます。)

タイプ8の「強くありたい(力を得たい)」という欲求に、タイプ7の「楽しくありたい(刺激を得たい)」という欲求が加わるからです。
そのため、「力の誇示+刺激的体験への渇望=自分の力を示しながら欲望を満たす」となり、“自立心と自己主張の強さ”に繋がるわけです。

また、8w7は人に対して“飾らずに単刀直入な態度”を取るのも特徴です。
タイプ8特徴の“裏表のない態度”に、タイプ7特徴の“自分の興味に従う態度”が加わるからです。
感じたことをためらわず口に出し、欲しいと思ったものには遠慮なく手を伸ばします。
職場、家庭、友人関係などの中でも、自分の態度(キャラクター)を変えることなく、人と接します。

(ちなみに、8w9と比べると、愛想はないですが、率直でさっぱりしていると言えます。)

 

というわけで、次に健全度別の特徴も見ていきましょう!

※「“健全度”って何??」という方はコチラをどうぞ。
>>エニアグラムの“健全度”を分かりやすく解説!

エニアグラム8w7(タイプ8ウイング7)の健全の特徴!!

エニアグラム8w7健全

“健全”な8w7は、“カリスマ性と外交性による統率力”を発揮します。

タイプ8特徴の決断力、自責思考と、タイプ7特徴の人生を楽しむ姿勢を活かすからです。

この特徴については、少し詳しく説明したいと思います。

まず、8w7カリスマ性についてですが…、
8w7は、基本的に自分のために活動します。
(例えば、“働き方”で言えば、独立や起業を目指すタイプです。誰かの為に働くとしたら、“独立”に繋がる想定があるときだと言えます。)
タイプ8は“自立”の為、タイプ7は“楽しみ”の為に、どちらも自己主張するタイプだからです。
その上で、挑戦的な目標を立てて、現実的に達成していきます。
なぜなら、タイプ8特徴の現実的な物事の捉え方(ネガティブシミュレーション)に、タイプ7特徴の楽観的な発想力(ポジティブシンキング)が加わるからです。
つまりは、“主体的に主導権を取り物事を勝利に導く自信家タイプ”=“カリスマ性のあるタイプ”だと言えます。

次に、8w7外交性についてですが…、
8w7は、エネルギッシュです。
タイプ8特徴の(自立を得るために)世界に自分の力を示そうとする姿勢に、タイプ7特徴の(安心を得る為に)楽しさを求め満たされようとする姿勢が加わるからです。
この特徴がコミュニケーションに反映されると、“巧みなコミュ力(堂々と本音でぶつかって楽しみながら要求を通す力)”に繋がるわけです。

そして、これらの“カリスマ性”が人を引きつけて、“外交性”が人との関係性を築くことで、人や組織を“統率する力”も発揮すると言えます。

他にも“健全”な8w7は、人に対しての“器の大きさ”も示します。
人がやりたいことを実現するためのチャンスを与えたり、物質的なご褒美を与えたりします。
これらは、8w7がして欲しいことを、人にもしてあげる状態とも言えます。
(イメージとしては、いわゆる“体育会系”または“叩き上げ”の上司や先輩を想像すると分かりやすいかもしれません。
厳しくて威圧的な面があるけど、裏表なく率直で、食事を驕ってくれるなどの面倒見の良さがあって、頑張って挑戦していることには味方をしてくれる先輩、など。)

エニアグラム8w7(タイプ8ウイング7)の通常の特徴!!

エニアグラム8w7通常健全

健全に近い“通常”の8w7は、“豪快な行動力”を発揮します。

タイプ8力の獲得と誇示を、タイプ7刺激的な体験を求めているため、どちらも自分の外にエネルギーを向けるからです。
(エネルギーがほとばしっていて、全力で仕事をした後で遊びにいくような生活を普通にこなせる方が多いです。)

8w7は、力や刺激を求め元気に活動する分、俗気(欲への素直さ)も強い傾向があります。
しかし、ベースがタイプ8なので、現実主義的で地に足は付いていると言えます。
(例えば、金儲けや快楽をたしなむことはあるけど、実際的ではない上手い儲け話や異性との泥沼関係性に踊らされるような甘さはないと言えます。)

また、“気前の良さ”も特徴です。
タイプ8特徴の“面子を重んじる面”に、タイプ7特徴の“楽しさを優先する面”が合わさるからです。
(例えば、給料日前でお金が無くても部下や後輩を飲みに連れていく、など。)

さらに、“人から一目置かれるタイプ”とも言えます。
タイプ8特徴の“裏表のなさ”に、タイプ7特徴の“物事を楽しむ態度”が合わさるからです。
それによって、腹の中を隠さず人と率直な態度で接するので存在感があり、何事も楽しもうとする明るさがあるからです。

エニアグラム8w7通常不健全

ただし、不健全に近づいた“通常”の8w7は、“せっかちで喧嘩っ早い”傾向が出てきます。

タイプ8特徴の“人から舐められないようする姿勢”に、タイプ7特徴の“退屈を嫌い落ち着かない姿勢”が加わるからです。
そのため、人や物事に対して、手っ取り早く強引に抑え込んで、自分のやりたい事を押し通したいと感じるわけです。

また、“自分の都合に合わせて人を操作する”ようになります。
タイプ8特徴の力を振るうことで強さを感じようとする姿勢に、タイプ7特徴の自分の欲を満たすことを優先する姿勢が合わさるからです。
(例えば、人に対して、大げさな約束をして勧誘したり、自分の利益のために働くようにプレッシャーを掛けたり、金や人脈を使って人を追い込んだり、など。)

しかも、(“自己主張が強くて人目を気にしない”ことの反対側面として、)共感力が低く、思い遣りや罪の意識が低いので、自分勝手な振る舞いが目立つようになり、人から奪う態度に発展することもあります。
そうして、ますます欲にまみれるようになっていきます。

エニアグラム8w7(タイプ8ウイング7)の不健全の特徴!!

エニアグラム8w7不健全

“不健全”な8w7は、暴君(些細なことに怒り、容赦ない攻撃性を帯びる)になります。

タイプ8の「自分は人から支配される」という恐れに、タイプ7の「自分は満たされない(負の感情から逃げられない)」という恐れが加わるからです。
そのため、タイプ8特徴の敵には容赦しない姿勢を、タイプ7特徴の気分をハイにして不安に対処しようとする姿勢(躁傾向)が加速させるわけです。

“些細なことに怒る”と、“容赦ない攻撃性を帯びる”について、それぞれ補足していましょう。

些細なことで怒るようになるのは、タイプ8特徴の攻撃されることへの敏感さ(臆病さ)に、特徴タイプ7他者が自分を満たすことへの期待の高さが加わるからです。
人からのちょっとした対応に、「舐められているのかも」という疑いと、「雑に対応されているかも」という不満を感じやすくなるわけです。

さらに、“容赦のない攻撃的な姿勢”を見せるようになるのは、タイプ8特徴の自分への過信と破壊衝動を、タイプ7特徴の躁傾向が強化するからです。
すると、「舐めてくる相手は徹底的に痛めつけても良い(痛めつけたい)」と思うになります。
さらに状態がひどくなると、自分の中の恐怖と不安に取りつかれて、「やられる前にやらないと!」と考え、手に負えないほどの“気性の荒さ”を示すことがあります。
攻撃手段としては、言葉で非難するだけに留まらず、権力を使った社会的攻撃や、腕力を使った肉体的な攻撃に至ることもあります。
それによって、悪評、前科、破産などの大きなダメージを負うことになります。

エニアグラム8w9(タイプ8ウイング9)の特徴は?

エニアグラム_8w9

8w9は、“穏やかながら揺るがない強さ”を持つ人です。

タイプ8の「強くありたい(力を得たい)」という欲求に、タイプ9の「平和でありたい(マイペースでいたい)」という欲求が加わるからです。
その結果、「自分の思い通りにしたい+葛藤を避けたい=自分の主張を通す頑固さと人との不和を生まない穏やかさ」となり、“穏やかながら揺るがない強さ”に繋がるわけです。

雰囲気としては、“静かな強さ(どっしりと構えて些細な事ではうろたえない)”を持ちます。
タイプ9の影響で物腰柔らかく人を穏やかに受け入れる家庭的な側面がありますが、ベースはタイプ8なので“強さを示す姿勢”があり、自分の主張は譲りません。
8w7と比較すると、個人的な欲望は少なく、人と上手く付き合うことに重きを置きます。)

人といる時は、“ポーカーフェイス(ぼんやりとして無感情的)”に見えることが多いです。
(これは、タイプ8力を誇示したい欲と、タイプ9平和でいたい欲”との間に葛藤があるためです。ただし、この葛藤には、当人も無自覚であることが多いです。)
しかし、主張が必要な際(言うべきとき、攻撃されたときなど)は、タイプ8らしくきっぱり伝えたり、怒って攻撃的になることはあります。

というわけで、次に健全度別の特徴も見ていきましょう!

※「“健全度”って何??」という方はコチラをどうぞ。
>>エニアグラムの“健全度”を分かりやすく解説!

エニアグラム8w9(タイプ8ウイング9)の健全の特徴!!

エニアグラム8w9健全

“健全”な8w9は、力を隠す慎ましさと、人の為に自然と力を使える器を発揮します。

“力を隠す慎ましさ”があるのは、タイプ8特徴の力を蓄える姿勢に、タイプ9特徴の調和を重んじる姿勢が加わるからです。
それによって、力を示すために状況把握して戦略を立てていますが、状況に応じて自己主張を抑えられる余裕(むしろ隠そうとする姿勢)を持っています。
つまり、“能ある鷹は爪を隠す”タイプだと言えます。
8w9は、8w7と比較すると、“自を目指して戦略を立てる点は同じですが、それに対して堅実に向かう傾向があると言えます。)

また、“人の為に自然と力を使える器”を発揮するのは、タイプ8特徴の身内を脅威から守る姿勢に、タイプ9特徴の皆が穏やかでいられることを望む姿勢が加わるからです。
そのため、自分の利害を超えて、人の幸福のために(人が脅威を退けられるように)、自然と関わることができます。

加えて、“人から自然に絆を作る”ことができます。
タイプ8特徴の“裏表のなさ”と、タイプ9の“人への肯定感”が合わさるからです。
そのため、人と接するときは、気取らずサッパリしていて、(“言葉巧み”などではなく、)自然な雰囲気で、相手との絆を結ぶことができます。

健全な8w9のイメージとしては、“村長”みたいな存在だと言えます。
(人から好かれる穏やかさと、頼られる強さのある存在として。)

エニアグラム8w9(タイプ8ウイング9)の通常の特徴!!

エニアグラム8w9通常健全

健全に近い“通常”の8w9は、仕事でのしたたかさと大切な人への愛情深さのメリハリを発揮します。

タイプ8特徴の勝つ為に戦う態度と、タイプ9特徴の人の価値観に寄り添う態度を使い分けるからです。

戦いが必要な場面(仕事など)では“アグレッシブさ(したたかさ、闘争心)”を発揮し、プライベート(一部の大切な人の前)では“緩やかさ(偏見の無さや肯定感)”を出します。

また、“縁の下の力持ち”な特徴もあります。
タイプ8特徴の力を得ることへのこだわりに、タイプ9特徴の和を重んじる姿勢が加わるからです。
そのため、力を得るための活動に精を出して人に影響を与えられることをする一方で、その力をひけらかすことはなく、控え目に振る舞います。
「表舞台には立ちたくないけど、存在感は示したい」と感じるわけです。
(そのため、8w9の掲げる理想像は、影の権力者だと言われます。)

エニアグラム8w9通常不健全

ただし、不健全に近づいた“通常”の8w9は、愛想良く見えて、密かに威嚇するようになります。

タイプ8特徴の人から支配されたくない(抵抗したい)に、タイプ9特徴の穏やかでいたい(ペースを乱されたくない)が加わるからです。
そのため、(表面的には物腰柔らかくいながらも、実際は)警戒しながら、相手の敵意や強さについて品定めするようになります。
強引な相手や自己主張の強い相手には、頑固な姿勢で抵抗しながら、密かに威嚇するようにもなります。

また、予想できない“突然の怒り”が表れるようになっていきます。
例えば、人懐っこく穏やかにしていたかと思うと、突然頑固になって拒絶したり怒り出すようになります。

この原因は、8w9穏やかな強さの源泉となっている“自身の奥底に隠している強さへの自信を無くしてしまうからです。
その内面的な“強さ”に実は自信がないとバレないように、人を追いやるようになるわけです。
(例えば、自分の内面に入れないように頑固な姿勢で抵抗したり怒ったりする、など。)

ちなみに、ここでの“怒り”は、自分を守るために(「支配される」という感覚的恐怖に抵抗するために)出てくるため、怒る理由には妥当性や一貫性はありません。
だから、「何を怒っているのか分からないし、いつ怒り出すのか分からない」ということで、周りの人を困らせてしまいます。

この“突然の怒り”は、“自分に近しい人”から見せるようになります。

エニアグラム8w9(タイプ8ウイング9)の不健全の特徴!!

エニアグラム8w9不健全

“不健全”な8w9は、“無感情的で孤独な人 or 破壊的な人”ようになります。

タイプ8の「自分は人から支配される」という恐れに、タイプ9の「自分は誰とも繋がれない」という恐れが加わるからです。
そのため、人や世間に対して“人から支配されることへの恐れ”と“人と繋がれないことへの諦め”が入り混じり、意気消沈してしまって、感覚を麻痺させることを選びます。
そうなると、社会との関りを断ち、人や物事から引いて、無感情的で無気力になります。
つまり、“世捨て人(世間との関係を断った人)”のようになるわけです。

しかし、このとき“力を振るう機会”があると、無自覚的に“容赦のない暴君”になることもあります。

このとき厄介なことは、不健全な8w9は自分を人格から切り離している(麻痺)しているため、無感情で(共感力が低く不安も感じない)、無自覚なので(自分の行為が与える破壊力も理解しない)、極端なほど破壊的になることができることです。

さらに、無自覚で悪気もない分、自分がしたことに対してリカバリーもフォローもしない(足りない)ので、破壊後の被害が長引くことになります。
(ちなみに、その無自覚な破壊行為のダメージを一番受けるのは“近しい人(家族、恋人、先輩・後輩、仲間など)”です。破壊行為の被害者としてだけでなく、代わりにフォローする面倒をかける相手として、被害を与えることになります。)

エニアグラム8w98w7の雰囲気の違いは?(ウイング診断に使える特徴)

エニアグラム8w7と8w9の雰囲気の違いは?

 

Chiyo1

ここまでは教科書的なお話をしてきましたが、ここからは実際の8w98w7の人の“雰囲気の違いを解説していきたいと思います。
自分や他の人のウイングのタイプ診断で迷っている人の助けになれば幸いです!

エニアグラム8w78w9センター(中枢機能)の違いは? 

まず、8w78w9の雰囲気の違いを探る上で、センター(中枢機能)に着目してみましょう。

“センター(中枢機能)”とは、人が良く使う機能を“本能・感情・思考”の3つに分類したものです。

詳しくはこちらをどうぞ。
>>エニアグラムの“センター(中枢機能)”とは?

その違いがどう出るのかを見てみましょう!

まず、8w7の方からいきましょう。
8w7の方は、タイプ8は本能センターですが、タイプ7は思考センターです。

ここで“不安”なことがあった時の態度を見てみましょう。
(“不安を感じやすい”のはヘッドセンターの特徴です。)

8w7の方は、“不安”に対して…、
(ベースがタイプ8なので、基本的には気合い(ガッツ)で乗り越えることになるようですが、)
頭をフル回転させてシミュレーションして準備することもあるようです。
(そのせいで、寝不足になるほど考えることもあるようです。)

対して、8w9の方も見てみましょう。
8w9の方は、タイプ8もタイプ9も本能センターです。

8w7の方は、“不安”に対して…、
基本的には“寝る”ことで解決してしまうようです。
ある程度、問題に取り組んだら、後はしっかりと寝て、気力・体力を整えてから、また問題に取り組むというスタイルのようです。
(というか、“不安なこと(将来的問題のシミュレーション)”をいつまで考え続けることはできない、という感覚もあるようです。)

エニアグラム8w78w9社会的スタイルの違いは?

次に、8w78w9の雰囲気の違いを探る上で、社会的スタイル(ホーナイ分類)に着目してみましょう。

“社会的スタイル”は、人(あるいは社会)との付き合い方の特徴を、「自己主張型・追従型・遊離型」の3パターンに分ける考え方です。

詳しくはこちらをどうぞ。
>>エニアグラムの“社会的スタイル(ホーナイ分類)”とは?

その違いがどう出るのかを見てみましょう!

まず、8w7の方から見てみましょう。
8w7の方は、タイプ8もタイプ7も自己主張型です。

8w7の方は、人と接するときは基本的に…、
言いたいことがあるならハッキリ言え。(言いたいことがあるのに言わない意味が分からない。)」
というスタンスでいるようです。

これは、「人と関わる時はしっかりと参加していたいし、参加しないのなら(中途半端にいるより)立ち去りたい」という考えがあるからのようです。

また、勝負事に関しては、
絶対負けたくない!(負けは負けだから)」
という、勝負一つ一つにこだわる姿勢があるようです。

対して、8w9の方もみてみましょう。
8w9の方は、タイプ8は自己主張型ですが、タイプ9は遊離型です。

8w9の方は、人と接するときは、
一歩引いて、人の話を聞いていたりすることも、良くあるようです。
(そもそも、「目立つとゆったりできなくなるから、目立ちたくはない(自分が中心で話していたくない)。」という感覚があるようです。)
ただし、譲れない“芯”のようなものはあって、何か問題が起きた際は自然と前に出る感覚もあるようです。

また、勝負事に関しては、
目の前の勝負に負けても、全体として勝っていれば良い
という俯瞰的な視点もあるようです。

エニアグラム8w78w9満たされ方の違いは??

最後に、8w78w9は、それぞれどうすれば満たされるのか(モチベが上がるのか、幸せを感じるのか)についても比較してみましょう!

まず、タイプ8のモチベから確認しておきましょう。
タイプ8自分の力を振るって、自分の存在を感じられることで満たされると言われます。
その上で、「どうやって“自分の力”を感じるか」についての違いがあるようです。

8w7の方は、自分で何かを企画して仕切ったり、物事に全力で取り組む状態(爪痕を残すこと)が、力を感じられることのようです。
(“自分1人で頑張って、その頑張りを周りに見せつけることで、力を感じるというのがポイントのようです。)

8w9の方は、普段は穏やかでいながらも、「ここぞ」という時には影響力を及ぼせる状態が、力を感じられることのようです。
(ちなみに、“穏やかでいられること”も、“自分のペースを守れている(邪魔されていない)”という意味で、力を感じられることに入るようです。)

Chiyo1

ここまで読んでみたけど、やはりどっちか迷うという方は、こちらの診断テストでタイプ7とタイプ9の項目を受けてみて下さい!
>>エニアグラムタイプ診断(正確版)