

ここでは、エニアグラムのタイプ4ウイング3(4w3)とタイプ4ウイング5(4w5)の違いを紹介します!
“どう違うのか?”だけでなく、“なぜ違うのか?”にも焦点を当てて説明していきたいと思います!
自分のウイングに迷っている人は、ぜひ参考にされて下さい!
ではいきましょう!
【4w3と4w5の特徴比較一覧】
4w3 | 4w5 | |
動機の違い | 「特別な存在でありたい」& 「価値ある存在でありたい」 |
「特別な存在でありたい」& 「有能な存在でありたい」 |
戦略の違い | 自分らしさを確立するために…、 独自のセンスを発揮し、人に自分を唯一無二の存在と認めさせる。 |
自分らしさを確立するために…、 自分の興味を追求し、自分の内側にある世界観を深める。 |
特徴の違い | 洗練されたセンスがあり、ユニークで社交性があり、気品がある。 | 独創性が高く、人目を気にせず落ち着いていて、ミニマリスト。 |
ニックネーム (特徴を示す通称) |
貴族 洗練された人 |
ボヘミアン(放浪する人) 一風変わった人 |
見誤りやすい タイプ |
(特になし) | (特になし) |
センター の違い |
“4感情+3感情”で、自分の想像力を、人が共感できる形にカスタマイズする。 | “4感情+5思考”で、自分の想像力を、人が理解できるよう論理的に整理する。 |
社会的スタイル の違い |
“4遊離型+3主張型”で、普段は人と交わらないが、得意領域では自分を開放して目立つ。 | “4遊離型+5遊離型”で、人と離れ、自分の感性を深堀りして、奇抜な創造力を発揮する。 |
4w3と4w5の違いの“簡単なまとめ”はこちら。
>>エニアグラムタイプ4のウイング(4w3と4w5の違い)
エニアグラム4w3(タイプ4ウイング3)の特徴は?
4w3は、“自分のセンスを社会に認めさせる”人です。
なぜなら、タイプ4の「特別な存在でありたい(自分らしくありたい)」という欲求に、タイプ3の「価値ある存在でありたい(評価されたい)」という欲求が加わるからです。
そのため、「自分らしくいたい+評価されたい=独自性を認めさせたい」となり、“センスを社会に認めさせる”人に繋がるからです。
タイプ4とタイプ3には、“似た部分(強化し合う部分)”と“対極な部分(反発する部分)”があります。
まず、“似た部分”というのは、タイプ4もタイプ3も「理想の自分像を思い描く」点です。
それを実変するための手段として、タイプ4は“自分の感情や想像力を表現する”ことで、タイプ3は“人が評価する実績を作る”ことを活かします。
そうして、“理想の自分像”を体現しようとします。
一方、“対極な部分”というのは、タイプ4の“繊細さ”と、タイプ3の“成功欲”です。
タイプ4の“ナイーブで自分をオープンにしたがらない”ところと、タイプ3の“自己顕示欲”が反発するわけです。
これは、4w3の中で“葛藤の原因”となることもあります。
4w3はウイングのタイプ3の影響で、4w5よりも、目標志向で社交的な傾向があります。
というわけで、次に健全度別の特徴も見ていきましょう!
※「“健全度”って何??」という方はコチラをどうぞ。
>>エニアグラムの“健全度”を分かりやすく解説!
エニアグラム4w3(タイプ4ウイング3)の“健全”の特徴!!
“健全”な4w3は、“社会から評価される創造性”を発揮します。
タイプ4特徴の“創造性(芸術的才能)”と、タイプ3特徴の“人が評価することを察知する力”を発揮するからです。
つまり、タイプ4特徴として「意識を自分の内面に向けて、“豊かな想像力”を発揮」しながらも、タイプ3特徴として「意識を外界にも向けて、“社会的な成功を思い描く”姿勢」もあるわけです。
実際、 “健全”な4w3は、「自分の夢を実現するためには、“モノ(作品)”を産み出しながらも、“他者(社会)との関係性”も保っていかなければいけない」と思っています。
つまり、4w3が何かを創る時には、(“自分らしくあること”だけで十分とは思わずに、)“受け手が評価すること”を意識する傾向があるということです。
そうして、「自分らしくありながら、人から評価されたい」という欲求を満たすことができます。
(そんな4w3に対して、4w5は逆で、受け手よりも自分の作りたいものを優先する傾向があります。)
また、“人から好ましく思われやすい”のも特徴です。
タイプ4特徴の“繊細さ”によって人の反応を敏感に読み取り、タイプ3特徴の“適応力”によって人が求める態度を取るからです。
エニアグラム4w3(タイプ4ウイング3)の“通常”の特徴!!
健全に近い“通常”の4w3は、“感受性の豊かさと社会性の両立”を発揮します。
本来タイプ4は、“自分の感情の動き(感動)”を求めるため“感受性が豊か”ですが、その反面、“浮き沈みが大きく感情に溺れやすい”特徴もあります。
しかし、4w3は、タイプ3の特徴として“人からの好ましいイメージを作る力”を持つので、環境に応じて最適な(求められる)イメージを作ることができます。
つまり、内面での感情のアップダウンがあっても(ひどく傷付いていたり、あるいは高揚して自分に酔っていたりしていても)、それを隠すことができるわけです。
また、4w3は、“気品があるけど野心的でもある”という特徴もあります。
まず、タイプ4特徴によって“個人主義的で社会と距離を置く”傾向がありますが、タイプ3特徴の“成功への意欲”が意識を外に向けて、アクティブさや目標志向が加わります。
一方、タイプ4の“気品や繊細さ”が、タイプ3の“成功欲をむき出しにする姿勢”を恥じて抑えることで、控え目で品がある印象を作るからです。
さらに、人の意見に耳を傾ける柔軟さもあると言えます。
タイプ4は“自分らしくあればOK”という自己完結な感覚がありますが、タイプ3は“人からの評価を大事にする”からです。
こうして、タイプ4とタイプ3の特徴は互いに補完し合って、バランスを取ることができます。
ただし、不健全に近づいた“通常”の4w3は、“自己顕示欲の強い夢追い人”になっていきます。
タイプ4もタイプ3も、“夢を追う(遠い理想の自分像を思い描く)”傾向があります。
これ自体は悪いことではないですが、不健全になってくると“その夢を叶えている空想上の理想の自分”が“本来の自分”だと思い込み始め、それを演じるようになります。
そして、他者にも理想の自分像を信じ込ませるために、自己顕示的になります。
(例えば、実力に見合わない大きな夢を語ったり(語るだけ)、過去の小さな実績を過剰にアピールしたり、など。)
その結果、“膨れ上がった虚像の自分”と、“理想を満たせていない現実の自分”とのギャップに、自ら失望することになっていきます。
また、“浪費癖”が出てくるのも特徴です。
タイプ4の“本質を求める姿勢”と、タイプ3の“見栄を張る姿勢”が、「高級で洗練されたモノに囲まれたい欲」を生むことで、高価なものに手を伸ばすようになるためです。
(4w3の好む“高価なもの”とは、“ハイブランド品”というよりも、“その界隈の玄人が知る一級品”のイメージです。)
不健全に近づくほど、そういった散財をしだすのは、高級品を揃えることで、「“自分は人よりも洗練されている(独特だし、価値がある)”と証明したい」と思うようになるからです。
他にも、人からの意見や批判に敏感に反応して感情が高ぶりやすくなる傾向も出てきます。
4w3は(4w5よりも)、タイプ3特徴の“人目を気にする姿勢”によって、普段自分の感情を抑えるようになるので(自分の感情を隠すのが上手くなる分)、感情が溜まって溢れやすくなるからです。
エニアグラム4w3(タイプ4ウイング3)の“不健全”の特徴!!
“不健全”な4w3は、“自分を軽蔑する”ようになります。
健全さを失った4w3は、タイプ4特徴の“悲観的なモノの捉え方(負の感情の中に“美しさ”を見出す姿勢)”を自分自身に向けてしまうことで、どんどん闇に呑まれていきます。
この時に、タイプ3特徴の“競争心と虚栄心”が、人への敵対心や、その場しのぎで自分を飾る姿勢(ご都合主義の二枚舌)を生むことで、闇に落ちることに抵抗します。
しかし、これに対して、タイプ4特徴の“美しさを求める姿勢(気品)”が、そのタイプ3の態度を恥じることで、自己嫌悪が増していくという負の連鎖反応を起こすことになります。
1つ幸いなこととしては、タイプ4の自己軽蔑感が自分にブレーキをかける性質を持つお陰で、タイプ3の攻撃性(敵対心)が実行に移されることはあまりないと言えます。(事件を起こすようなことは少ない。)
ただし、健全度が下がると、自己破壊が進み(自傷癖など)、究極的には自殺することはあり得ます。
エニアグラム4w5(タイプ4ウイング5)の特徴は?
4w5は、“世間から離れて独創性を深める”人です。
タイプ4の「特別な存在でありたい(自分らしくありたい)」という欲求に、タイプ5「有能でありたい(博識でありたい)」という欲求が加わるからです。
そのため、「独自性を出したい+有能でありたい=人とは違う深い考えを持つ」となり、“世間から離れて独創性を深める”人に繋がるわけです。
タイプ4もタイプ5も、どちらも遊離型(人と距離を取るタイプ)です。
そのため、人の意見に惑わされず、自分の感性や考えを大切にします。
その結果、高い知性や集中力を発揮することができます。
しかし一方で、(社会との接点が薄れる分、)地に足が付かなくなる傾向もあります。
(例えば、仕事が続きにくい、など。)
ちなみに、“見た目(服装)”には、タイプ4特徴によって“独自性”が表れ、タイプ5特徴で“人目を気にしない”ので余計に加速し、“一風変わった個性的な格好”を好みます。
(“派手に自分を主張する”というより、“人目を気にせず自分の満足を追求する”という方向で、個性的なファッションになります。)
“生活スタイル”も独自のものになりますが、タイプ5の影響で簡素なものを好むので“ミニマリスト”になる傾向があります。
というわけで、次に健全度別の特徴も見ていきましょう!
※「“健全度”って何??」という方はコチラをどうぞ。
>>エニアグラムの“健全度”を分かりやすく解説!
エニアグラム4w5(タイプ4ウイング5)の“健全”の特徴!!
“健全”な4w5は、“高い想像力”を発揮します。
タイプ4特徴の“想像を展開する力”と、タイプ5特徴の“情報を整理する力”を活かすからです。
(※4w5は、全ての性格タイプの中で、もっとも高い想像力を発揮すると言われています。)
4w5は、何かを創作する際には、自分の思うままに突き進みます。
タイプ4が“自分の感情”を優先し、タイプ5が“知的探究心”を優先するからです。
4w5にとっての創作物は“自分自身”の代わりになるものであり、何かを創るときは活き活きとしています。
(4w3が“人からの賞賛”を思い浮かべて表現する傾向がある一方で、4w5は完全に自分自身のために表現します。)
エニアグラム4w5(タイプ4ウイング5)の“通常”の特徴!!
健全に近い“通常”の4w5は、“常識や習慣に囚われない感性”を発揮します。
タイプ4特徴の“独自性(周りに迎合しない物事の捉え方)”に、タイプ5の“洞察力(本質を見極められる力)”が加わるからです。
それによって、誰も思い至らない独創的な“閃き”を発揮します。
また、タイプ4もタイプ5も“自分の内面に興味が向かう”こともあり、興味の対象は“抽象度の高い精神的な世界”に及ぶこともあります。
(例えば、心理学、哲学、スピリチュアル、霊など。)
4w5は、“異常なもの(心動かすもの、知的好奇心をくすぐるもの)”に惹かれます。
(例えばそれは、“崇高なもの”や“神秘的なもの”などがありますが、普通の人は避けるような“恐ろしいもの”や“残酷なもの”も含みます。)
そして、“異常なものに影響を受けて想像したもの”を表現することに関心を持ちます。
ただし、不健全に近づいた“通常”の4w5は、“孤立して空想に耽る”ようになります。
タイプ4は自分の感情に浸り、タイプ5は自分の思考に没頭する傾向があるからです。
そのため、人と打ち解けにくくなり、個人主義が加速して、社会的な繋がりが乏しくなっていくわけです。
(特に、「“自分を理解できない人”とは意思疎通できなくても良い」と、思うようになっていきます。)
また、4w5は自分の内面世界でこそ自由に生きている感覚があるので、現実世界が自分を制限してくるものに感じられて、社会と距離を置きたくなっていくわけです。
そうして社会との接点が希薄になっていくと、極端に自分の独自の考えに夢中になって、“自己陶酔”になります。
(例えば、わざと人が謎めくような表現をすることもあります。具体的には、自分オリジナルの造語を作ったり、抽象的な表現の言い回しにこだわったり、など。)
そうなってくると、ますます地に足が付かなくなり、建設的な行動ができなくなります。
特に、“世間一般で言われる努力(とにかく地道に頑張るという考え)”を否定し、物事を続けることが難しくなります。
エニアグラム4w5(タイプ4ウイング5)の“不健全”の特徴!!
“不健全”な4w5は、“自己否定に満ちた精神世界を生きる”ようになります。
タイプ4の「自分には存在意義がない」という恐れに、タイプ5の「自分は無能である」という恐れが加わるからです。
それによって、タイプ4の“自己不信(「どうせ自分なんて」と拗ねる感覚)”に、タイプ5の“ニヒリズム(「全部何の意味もない」という思考の放棄)”が加わるわけです。
そういった自分の内面世界にある“負の要素”にはまっていくと、4w5特徴の「自分の気持ちを味わい、思考を深めること」をするほど、“自分の存在が無意味”に感じるようになっていきます。
そして、ちょっとしたことがきっかけでそのループに入りやすくなり、落ち込みやすくなります。
しかも、タイプ5特徴の“自立心”が“人から助けられること”に抵抗するので、自分の中での精神的な負のループから抜け出すことがますます難しくなっていきます。
(人と距離を置くことで、“独自の発想力”という特長に繋がっていたことが、不健全になると裏目に出てしまうわけですね…。)
さらに状態がひどくなると、悲観的想像が現実世界にも反映され、幻覚を見るようにもなります。
また、抑うつ型の精神分裂症にかかりやすくなります。
エニアグラム4w3と4w5の雰囲気の違いは?(ウイング診断に使える特徴)

ここまでの話は書籍的な話でしたが、ここからは実際の4w5と4w3の人の“雰囲気”の違いを解説していきたいと思います。
タイプ診断で迷っている人は参考してみて下さい!
エニアグラム4w3と4w5の“センター(中枢機能)”の違いは?
まず、4w5と4w3の雰囲気の違いを探る上で、センター(中枢機能)に着目してみましょう。
“センター(中枢機能)”とは、人が良く使う機能を“本能・感情・思考”の3つに分類したものです。
詳しくはこちらをどうぞ。
>>エニアグラムの“センター(中枢機能)”とは?
その違いがどう出るのかを見てみましょう!
まず4w3の方は、タイプ4もタイプ3も感情センターなので、人から“関心”を持たれることを求めます。
よって、「人からどう思われるのか」を重視するようです。
ただ、基本がタイプ4なので、「人からどう見られているか」として気にする対象は、(タイプ3のように“実績や成果物”ではなく、)“自分らしさ”なわけです。
(※補足ですが、感情センターが求める“関心”は各タイプによってそれぞれ異なります。タイプ4は「人からの特別視」を求め、タイプ3は「人からの評価」を求めます。4w3は、基本がタイプ4なので、「人からの特別視」の方を強く求めるということです。)
これらのことから、4w3は「人からの関心(特別視)が得られるように“自分らしさ”を表現し、それを人から評価されるようにカスタマイズする(人が賞賛するようなことに寄せていく)」特徴が表れるようです。
(そのため、「4w5よりも自意識過剰になりやすい」とも言えます。)
対して、4w5の方も基本はタイプ4なので、人からの“関心”を求めます。
しかし、タイプ5は思考センターなので、“安心”も求めます。
タイプ5にとって“安心”を感じられることとは、「社会での有能感」です。
そのため、「頭を使う(深く考える)」という特徴も出てきます。
これがどう使われるかというと…、
「人からの関心(特別視)が得られるように“自分らしさ”を表現し、論理的に伝えるようにする」特徴として表れるようです。
ちなみに、4w5が“論理”を使って伝えたいと思っているのは自分の“感情”です。
感情を論理的に伝えるって難しいですよね…。
だから、4w5の人達は“自分の感情が伝わらないこと”に苦しんだ経験を持つ人が多いようです。
ただし、その“苦しみ”の原因は、タイプ4らしい「人に分かってもらえないことが悲しいから」に加えて、タイプ5らしい「自分の感情を言語化できないことがもどかしいから(悔しいから)」でもあるようです。
エニアグラム4w3と4w5の“社会的スタイル”の違いは?
次に、4w3と4w5の雰囲気の違いを探る上で、社会的スタイル(ホーナイ分類)に着目してみましょう。
“社会的スタイル”は、人(あるいは社会)との付き合い方の特徴を、「自己主張型・追従型・遊離型」の3パターンに分ける考え方です。
詳しくはこちらをどうぞ。
>>エニアグラムの“社会的スタイル(ホーナイ分類)”とは?
その違いがどう出るのかを見てみましょう!
まず4w3の方は、基本はタイプ4なので遊離型です。
だから、人とは距離を置き、目立つのを嫌がり、むしろ隠れようとする傾向があります。
一方でウイングのタイプ3は自己主張型なので、人前に出て注目されたいとも思います。
では、この2つが組み合わさるとどうなるのでしょうか?
4w3の方はこう言います。
「自分の中には、2つの人格があるみたい。
基本は隠れたいけど、目立つ機会がまったくないのも嫌。
“前に出る自分”と“後ろに下がる自分”が交互に表れて葛藤する感覚がある。
面倒臭い。」と。
“遊離型”と“主張型”がどのように融合しているのかと思いきや、しっかりと反発しているみたいですね…。
このため、傍からは、「変わった雰囲気があって、普段は大人しめで孤立気味なのに、特定分野や趣味のときにだけすごくエネルギッシュになる人」に見えるのかもしれません。
(※補足ですが、どのタイプも、自分の中の性格特徴が良く表れるか悪く表れるかは健全度に寄ります。つまり、上記で紹介した“異なる性格特徴が反発する感覚”は、“不健全”寄りの特徴だと考えられます。「4w3は常に面倒臭い葛藤を感じている」というわけではありません。)
では、対して4w5はどうでしょうか?
タイプ4もタイプ5も、どちらも遊離型です。
その結果、本当に目立つのを嫌がるようです。
4w5の方は言います。
「…目立ちたくない。…恥ずかしい。」
タイプ4は感情センターなので、“恥”を感じやすいタイプです。
だから、目立ちなくない理由として「恥ずかしいから」と言うのが特徴的だと言えます。
余談ですが、4w3の方と4w5の方が、互いにどう思っているのかも付け加えておきます。
4w3の方は4w5の方のことを、「4w5の人は、人と距離を置き自分の内面にこそ関心を示すので本当にクリエイティブなものを生める」と言います。
一方で、4w5の方は4w3の方のことを、「4w3の人は、人からの評価を得る術も持っているので、アイデアを採用される機会をちゃんと掴める」と言います。
そして、両者ともこう言います。
「もう一方が羨ましい」と。笑
(※補足ですが、タイプ4は嫉妬心が強い傾向があります。)
エニアグラム4w3と4w5のモチベーション(満たされ方)の違いは??
最後に、どうすれば満たされるのか(モチベが上がるのか、幸せを感じるのか)についても比較してみましょう!
まず、タイプ4のモチベから確認しておきましょう。
タイプ4は、“自分らしさを表現できて、自分は唯一無二の存在だと思える”ことで満たされると言われます。
その上で、自分らしさを満たすための条件がウイング別に違うようです。
4w3の方は、満足感を感じるための条件として、“自分らしさ”を表現するだけでなく、“表現したもの”が人から受け入れられることも必要な条件になるようです。
特に、オリジナリティ(こだわった部分や工夫した部分)に気付いて、そこを評価して受け入れてもらえると嬉しいようです。
(逆に、オリジナリティに気付かれず、何となく受け入れられるのは不満のようです。)
4w5の方は、満足感を感じるための条件として、“自分らしさ”を表現するだけでなく、それを分析して深めて、自分で“自分の独自性のすごさ”を理解できるようにすることが必要な条件になるようです。
4w5は、(特に4w3に比べて、)「自立した世界に生きている」と言えます。
一方でそれは、「人から評価されることを諦めて、自己満足の世界に生きている」とも言えるようです。

ここまで読んでみたけど、やはりどっちか迷うという方は、こちらの診断テストでタイプ3とタイプ5の項目を受けてみて下さい!
>>エニアグラムタイプ診断(正確版)