エニアグラムタイプ8適職診断セット(強み一覧と適職性、自己PR例文、やる気が出る仕事・出ない仕事)

自己分析なんて早く済ませて、ガンガン就職を進めたい!」

この記事では、そんなエニアグラムタイプ8のあなたが、“就活で使う部分の適職診断自己分析だけがパパッと終わるコンテンツ”をお伝えします。
あなたが本気で就活で勝てるように、本気で書いているので、ぜひ活用下さい。

エニアグラムタイプ8適職診断の概要
  • 強み適職性”|タイプ8はピンチでこそパワーがみなぎるタイプなので、ハイリスク・ハイリターンの職が向いてる!
  • 自己PR例文”|タイプ8は挑戦心や決断力を、パワフルな実行力としてアピールできると良い!
  • やる気が出る仕事条件”|タイプ8は戦いが求められる仕事でこそ、仕事へのやる気が出る!

↓“目次”の気になるところからどうぞ!

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1.エニアグラムタイプ8の性格特徴

エニアグラムタイプ8性格

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エニアグラムタイプ8の性格を一言で言うと、「裏表のなくて勝気な人」ですね!

エニアグラムタイプ8の性格特徴を簡単におさらいしておきましょう。

  • 強くありたい」が、モチベーション(動機)の根源。
  • パワフル”で、決断力行動力がある人。
  • 度胸があり、ピンチでこそ大胆に行動する。
  • 「勝つ、イチかバチか、白黒はっきり」の言葉を多用。
  • 自立していて、人から支配されることを嫌う。
  • 自分に主導権がある状態を望むので、率先して責任を背負い、強い決断力を発揮して、強力なリーダーシップを発揮する。

 

エニアグラムタイプ8の仕事のスタイルの傾向は次の通りです。

  • バイタリティに富み、はっきりとした自分の意見を持っている。
  • 思い立ったらすぐに実行する行動力と、最後までやり抜く強靭な精神力を持つ。
  • 指図されるのを嫌うため、経営者やリーダーとしてチームを引っ張っていくポジションにつく。
  • 闘争心が強く、常に真剣勝負の場に身を置くことを望む。

 

エニアグラムタイプ8の性格特徴の詳細についてはコチラ。
>>性格診断エニアグラム タイプ8の特徴  

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2.エニアグラムタイプ8が適職診断!(強みと適職性の把握)

エニアグラムタイプ8適職性

1章では、エニアグラムタイプ8適職診断します。
そのために、次の順でお伝えしていきます。

エニアグラムタイプ8|強み一覧

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タイプ8は、窮地こそ発揮される“タフネス”こそが、強みの本質と言えます!

エニアグラムタイプ8強み一覧を示します。
(次項以降で、その強みをベースに“適職性”や“自己PR”を考えていきましょう。) 

タイプ8の強み一覧

【対自分に関わる強み】 やり抜く力
主体性
行動力・活動意欲
パッション(情熱)
挑戦心・チャレンジ精神
度胸がある・本番に強い
決断力
【対他人に関わる強み】 働きかける力(巻き込み力)
リーダーシップ
統率力
【対課題に関わる強み】 論理的思考力
提案力

タイプ8に対する“強み”一覧における説明をしていきます。

タイプ8は、「困難なことに挑むときほどパワフルになれる」のが特徴です。
(やり抜く力、主体性、行動力・活動意欲、パッション(情熱)、挑戦心・チャレンジ精神、度胸がある・本番に強い、決断力)

リーダーシップを発揮して、他者を巻き込み、勇敢に戦い抜ける“強さ”もあります。
(働きかける力(巻き込み力)、リーダーシップ、統率力)

“勝つ”ために必要なことなら、冷静に策を練れる冷静さも持ちあわせています。
(論理的思考力、提案力) 

 

さらに、エニアグラムタイプ8の“特徴的な強み”についても紹介しましょう。

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※“特徴的な強み”とは、あなたの仕事を勝利に導く特徴的性質です。
適職選びにおいて重要な特徴を、5つはピックアップして紹介します!

タイプ8に特徴的な強み

負けず嫌い 負けず嫌いで向上心があるため、必要なことなら対立することでも物怖じしない。
リーダーシップがある 強い影響力を持ちたいと思っているので、決断力と統率力でグループを先導する。
勝つために論理的に
考える
勝利することを重視するので、事実を見極めて物事を慎重に考えられる。
(窮地でこそ)
仲間に頼りにされる 仲間のことを家族のように考えるので、困難から守り信頼される。
独立心が強い 人から支配されることを嫌うため、人を当てにせずに自分の力を頼る。

タイプ8は、「強さ」を実感するために、“戦い”を求め、“勝利”にこだわります。

それを実現していくために、「自分の力(行動力や決断力)」や「組織を束ねる力(統率力)」が備わっている(育っている)ことが、大きな強みだと言えます。 

エニアグラムタイプ8|適職性(向いてる仕事)

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タイプ8は、逆境でこそパワーがみなぎるタイプなので、ハイリスク・ハイリターンの職種が向くと言えます!(企業の創業期や、新規開拓領域部署、ベンチャー企業など)

エニアグラムタイプ8に“向いてる仕事”(=適職)について見ていきましょう。  

タイプ8は、「強くありたい」と望みます。
そのため、権力や責任のある立場を求めますし、実際、決断力や統率力に優れています。
(「物事を自分のコントロール下に置きたい」と感じているわけです。ボス気質と言えますね。)

それでいて、“兄貴肌・姉御肌”なところもあり、下の人を労わる気遣いもできます。
よって、経営者やリーダー職などの“人の上に立つ職”に、適職性があると言えます。
(※逆に言えば、「“一般の平社員”などには収まりきらない」わけです。)
(適職として、例えば、組織トップや管理職(社長、幹部、部長、編集長、局長、など。)が挙げられます。)

“リーダーポジションに就きやすい職”を探すのなら、次のような候補を考えるのがオススメです。

  • 新しい業界の企業
  • 新規立ち上げ部署のある企業
  • 比較的創業年数が浅い企業

(“古い業界”や“老舗の企業”は、上役が詰まっていることが多いため。)

また、タイプ8は自立しているので、“自分の裁量や責任で進められる職”にも向きます。
(というか、人に支配されたり、口出しされるのをすごく嫌います。)
(そこで、例えば、自営業、歩合制エージェント、独立した士業などが向きます。)

さらに、タイプ8は挑戦心が強く、好戦的で、“戦いの中で勝利すること”に奮起します。
(エネルギーが有り余っているわけです。)
よって、そのエネルギーを、“建設的な出口”があって、“普通の人では困難に感じる職”で活かすことで、かなりの力を発揮できます。
“困難に感じる職”とは、例えば、

  • 傾いた経営の立て直し
  • 社運を賭けた新商品開発
  • 新規事業の立ち上げ

などが挙げられます。

特に、タイプ8は、“勢い”や“直観力”に優れるので、“緻密な戦略を練るより、本能的な決断力や統率力がものをいう職”に適任と言えます。
(例えば、起業家、創業社長、経営コンサル、高額商品または大口案件の営業(機械・不動産や、BtoB(企業向け営業)など)、金融の前線(バイヤー、ブローカーなど)など。)

加えて、タイプ8は、身体的にも精神的にも“強靭”なので、“戦いに身を投じて、その中で“タフさ”が求められる職“全般に適職性があると言えます。
(例えば、スポーツ選手、政治家、弁護士、警察、 自衛隊、など。) 

エニアグラムタイプ8|適職例一覧

その他、エニアグラムタイプ8適職例を以下に示します。
(※適職度は「★>☆>〇」です。)

エニアグラムタイプ8適職例 適職度
公認会計士、
会計事務所スタッフ・企業の財務経理部員、
秘書・総務事務, アシスタント、
役員秘書、
広告・宣伝担当、
監査、
ビジネスアナリスト(業務の分析・設計の専門家)、
バイヤー(仕入れ担当者)、
最高経営責任者(CEO)、
総務の管理職(給与・福利厚生)、
カスタマーサポート担当者、
起業家、
財務経理の管理職、
財務経理のスタッフ、
ファイナンシャルアドバイザー、
人事の管理職、
投資家、
マネジメントアナリスト、
マネジメントコンサルタント、
マーケティングの管理責任者、
プロダクトの管理職、
プロジェクトの管理職、
不動産販売・仲介、
広報、
リクルーター、
金融(個人・中小企業担当)、
営業の管理職、
販売代理
自営業・スモールビジネスオーナー、
税理士、
人材育成の管理職、
コンストラクション・マネジャー(建設業務のコンサル)、
内装業、
現場監督、
工場長、
組合のリーダー、
校長、
教授、
教育長、
教師、
行政サービスの管理職、
公務員(事務職)、
刑事・私立探偵、
調査官(児童支援, 行方不明者など)、
裁判官、
NPO代表、
行政契約の担当、
行政の土地家屋調査士、
官庁(の管理職)、
政治家(市議, 市長, 知事, 国会議員)、
プログラムマネージャー(NPO, 行政)、
社会福祉サービスアシスタント、
会計検査官、
財務省や会計検査院の職員、
カイロプラクティック施術者、
カウンセラー(臨床心理士), ソーシャルワーカー(社会福祉士)、
医師
健康に関わるサービスの管理職、
看護師、
精神科医、心理学者、
獣医師、
システムアナリスト(ITシステムの分析・評価の専門家)、
データベーススペシャリスト・管理者、
ヘルプデスク(製品の技術的な問い合わせ対応者)、
情報システムの管理職、
ITのサポートエンジニア、
ネットワーク・システムスペシャリスト・管理者、
情報セキュリティ専門家、
ソフトウェア開発技術者(プログラマーなど)、
情報技術者の管理職、
品質保証・品質管理、
俳優、
エージェント(スポーツ選手, 芸術家, 芸能人)、
アートディレクター(独立)、
アートディレクター(会社員)、
芸術家、
監督(舞台、映画)、
ジャーナリスト
編集長、
音楽家
作家(作詞, 小説, 脚本)、
エンジニア
科学者
バーテンダー、
シェフ、
ボディガード、
保育関係、
公営競技・公営くじの運営・管理・調査担当、
ヘアスタイリスト, 美容師, 理容師、
ホテルや民宿の管理職、
保険損害査定人、
インテリアデザイナー、
飲食店員、
小売店の管理職、
マッサージ師、
インストラクター(ヨガ, 瞑想など)、
宗教指導者(牧師・司祭)、
消防士、
客室乗務員、
パイロット・航空機関士、
警察官、
巡査部長、
輸送機関の調査官(鉄道警察など)、
輸送機関の管理職、
航空管制官、
動物トレーナー、
スポーツ選手、
スポーツコーチ、
スポーツイベントのプランナー、
コーチ(キャリア)、
環境科学・環境保護の技術者、
農業・農場、
発明家、
弁護士・法律家
点検・保守の技術者、
整備士(自動車, 航空機, 船など)、
製品在庫・出棺管理の管理職、
主婦・主夫、

 

エニアグラムタイプ8の向いている仕事(適職)まとめ
  • タイプ8は、高い“行動力と決断力”は、“勢いと豪快さ”を発揮し、強力なリーダーシップを求められる職で活躍する。
  • そのため、リーダー職を任せてもらえそうな“新しい業界”や“新しい企業”を選ぶ方がオススメ。
  • また、人に支配されるのを嫌うので、自営もオススメ。
  • 加えて、戦いの刺激のある環境で燃えるところがあるので、直観力的な決断力や統率力が求められる職にも向く。

 

※補足:タイプ8は創業社長タイプ!

タイプ8は、創業期の経営者に求められるようなバイタリティを発揮します。
そのため、気合いと根性が必要なシーンで、それを乗り切るのに見合った権限を得られれば、水を得た魚のように活躍できると言えます。

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3.エニアグラムタイプ8が適職に就くには?(自己PR・例文)

エニアグラムタイプ8自己PR次に、エニアグラムタイプ8自己PRを作成するために、次のことを紹介していきます。

エニアグラムタイプ8|自己PRの強み言い回し一覧

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タイプ8は、挑戦心や決断力などを、失敗や変化を恐れず突き進む行動力がある点としてアピールできると良いと思います!

面接で聞かれる「あなたの強みは何ですか?」の質問に対して、エニアグラムタイプ8の“強みの言い回し”を確認しておきましょう!

タイプ8の自己PRに使える強みの言い回し①

分類 強み 強みの言い回し(~なところがある。~な部分が長所。)
対自分 やり抜く力 最後まで諦めずに努力できる、責任感を持って目標達成に取り組む
主体性 関わることに対して自分事として取り組み、積極的に提案や行動をする
行動力・
活動意欲
目的を達成するための行動のスピードや量は負けない自信がある
パッション
(情熱)
(合理的考えだけでなく、)熱い気持ちを大切に物事に取り組む
挑戦心・
チャレンジ精神
失敗を恐れずに、新しいことに取り組む
度胸がある・
本番に強い
新しいことや難しいこと、ピンチな時でも、物怖じせずに物事に取り組める
決断力 大きな変化の伴うことでも思い切り良く決めることができる
対他人 働きかける力
(巻き込み力)
物事に取り組むときに、多くの人に認知や協力をしてもらうようにしている
リーダーシップ チームの中で、目標を決めたり、引っ張っていくことに意欲を感じる
統率力 チームをまとめて、一丸となって取り組むようにできる
対課題 論理的思考力 物事を順序立てて、筋道立てて考えれる
提案力 相手が抱える問題を理解して、最適な解決策を提示できる

 

タイプ8の自己PRに使える強みの言い回し②

特徴的強み 強みの言い回し 人から言われる言葉
負けず嫌い 負けん気が強い、ガッツがある、根性がある 負けず嫌い
度胸がある、勢いがある
リーダーシップがある 自ら率先して行動することを心掛けている 決断力がある、統率力がある
勝つために論理的に考える ピンチな時ほど落ち着いて考えて対処できる 勝つための考えが(意外と)緻密
仲間に頼りにされる 仲間を大切にする 兄貴肌・姉御肌、面倒見が良い
独立心が強い 自立心が強い パワフル、エネルギッシュ

 

エニアグラムタイプ8|自己PRのためのエピソード選定

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タイプ8は、例えば、“ピンチのときこそ、戦いに挑んだ経験”などを語れると、“勝利への執念”を、説得力のある強みとして語れるかもしれません!

自己PRをする際には、具体的なエピソードがあれば説得力が高まります。
そこで、自分が過去に“頑張ったエピソード”などを思い出してみましょう。 

タイプ8の自己PRに使えるエピソード

特徴的強み 自己PRのエピソード
負けず嫌い 強い者や大きなことに戦いを挑んで、勝った経験。
リーダーシップがある 自分が先行してやってみせて、チームを成果に導いた(勇気づけた)経験。
勝つために論理的に考える 勝利するために緻密な戦略を考えて行動した話。ピンチのときに的確に仲間に指示して対処した経験。
仲間に頼りにされる 仲間(立場が下の人など)のためにひと肌脱いだ経験。
独立心が強い 自分の力でパワフルに何かを成し遂げた経験。

タイプ8は、「困難なことに、仲間を率いて、挑戦した」というような経験談があれば、「挑戦心・リーダーシップ・行動力」がPRできると言えます。

(“個人だけで行った経験”であっても、“チャレンジしたことの困難さ”や“行動量や行動の早さ”を強調できれば、「それを応募先企業でも活かしたい」という話がしやすいと言えます。) 

エニアグラムタイプ8|自己PR例文 (新卒の場合)&(転職の場合)

エニアグラムタイプ8自己PR例文を見てみましょう!

強みを自己PRする場合は、困難に対処した話をするのが鉄板です。
(ピンチの経験を挟んで話をするということです。)

N字型ストーリー

これを“N字型ストーリー”と言います。
ポイントは、N字型(=「日常⇒ピンチ⇒解決」)で、順序立てて語る(=ストーリー形式)と、聞き手の印象に残すことができるということです。

それを踏まえて、エニアグラムタイプ8の方の自己PR例文を紹介します。 

 

新卒の場合(ガクチカ

例)強み「負けず嫌い」、応募職種「MR成果報酬型の営業例として)」

「ガッツがある」のが私の強みです。
大学に入ってから趣味でボクシングを始めたのですが、(←⓪日常)
初めての試合では、まったく歯が立たず、勝てませんでした。(←①ピンチ)
そこでの悔しさが忘れられず、そこから猛特訓をしました。ジムに通って教えを請い、所属するプロの方が毎日こなしている練習メニューを聞いて、それをこなしました。ハードワークで、体を負傷したり、食べても戻してしまうこともありましたが、正直つらいと思ったことはありませんでした。どうしても勝ちたいという思いが強かったからです。(←②強みの発揮)
その結果、次の試合では、学んだテクニックや戦術を活かして勝利を収めました。コーチからも、「これだけの短期間でここまで強くなる選手は初めて見た」と言ってもらいました。(←③解決)
負けん気を発揮して、がむしゃらにやり抜く姿勢は、成果主義の営業職でも大きな武器になると感じています。(←聞き手ニーズとの結び付け)

 

転職の場合

例)強み「勝つために論理的に考える」、応募職種「営業管理職(広告系)」

私は、ピンチな時ほど落ち着いて考えて対処できることが強みだと感じています。
前職では、営業チームのリーダーを任されていました。(←⓪日常)
そのとき、営業メンバーの説明ミスで、お客様の希望納期までに納品ができないという事態がありました。(←①ピンチ)
私はその連絡を受けて、「そのお客様対応の納品を最優先。それに伴う他業務中断の責任は全て私が取る。」と言い、部下の営業全員で在庫確認し、その確保と納品を命じました。(←②強みの発揮)
早期に判断したことで、お客様への納品は問題なく行えて、信用低下や離反を防ぐことができました。(←③解決)
問題が起きた状況でこそ、覚悟を持って冷静に迅速な決断を下せる姿勢は、リーダーとして重要な資質だと感じています。(←聞き手ニーズとの結び付け) 

エニアグラムタイプ8|自己PRの弱み対策

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タイプ8の弱みは、行動力が高い分、“考えずに動くことがある”ことと言えるでしょう。

面接では“弱み”を聞かれることもあります。
その目的は、面接官があなたに喧嘩を売りたいからではありません。(笑)
「自己分析ができているかどうか」をチェックしているのです。

なので、弱みを聞かれたら正直に答えましょう。
その際に、対策まで添えられると完璧です!

エニアグラムタイプ8の“弱み”を次に紹介します。 

タイプ8の自己PRに使える弱み対策

分類 強み 強みに対応する弱み
対自分 やり抜く力 こだわりが強く出て、柔軟性に欠けることがある。
主体性 物事を自己完結して考えがち。独断的となり、人に任せるのが苦手。
行動力、活動意欲 考えるよりも先に体が動くことがある。
パッション(情熱) 冷静さを欠いて周りが見えなくなることがある。
挑戦心・チャレンジ精神 計画性に欠けるところがある。
度胸がある・本番に強い 負けず嫌い。人からのアドバイスを素直に受け入れにくいときがある。
決断力 我慢して耐えるのが苦手なところがある。
対他人 働きかける力
(巻き込み力)
(巻き込み方が強引になって)人への気遣いが行き届かないことがある。
リーダーシップ 我が強く、独りよがりになることがある。
統率力 集団の意見に従って行動する協調性が乏しいことがある。
対課題 論理的思考力 理屈っぽいところがある。
提案力 人の提案をサポートする姿勢に欠けることがある。

タイプ8は、「負けず嫌いさ、リーダーシップ」などの強みが特徴的です。
しかし、それらを強調すると、「協調性やフォロワーシップなどの乏しさ」を心配される可能性があります。
(※フォロワーシップとは、リーダーやメンバーを支援する力。)

そこで、(タイプ8は、その“勝気さ”が強みなので、「上の立場になりたい」という野心を隠す必要はないですが、)「上の立場につくためにも、まずは下っ端として勉強させてもらって、実績を重ねていきたい。」という“謙虚な姿勢”も語れると、採用側からの心象はぐっと良くなると言えます。 

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4.エニアグラムタイプ8のやる気が出る仕事条件とは?(モチベーションとストレス)

エニアグラムタイプ8やる気が出る仕事条件2

4章として最後に、エニアグラムタイプ8の“向いている仕事条件(職場環境)”について説明します。

適職性を発揮するには、職場での満足度も重要です。
(アメリカの心理学者ハーズバーグは、「職場の満足度は、モチベが上がる要素の多さと、ストレスがかかる要素の少なさによって成り立つ」ということを言っています。)

ハーズバーグの二要因理論

というわけで、エニアグラムタイプ8のモチベ&ストレス条件を紹介します。
(今あなたが就活している場合は、ある程度段階が進めば、会社を絞る必要が出ると思うので、その際の仕事の条件のチェックとしても使ってみて下さい。)

エニアグラムタイプ8|モチベーションの上がる仕事の条件

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タイプのモチベーションが上がる職場条件の中で大事なのは、“戦いがあること”と“権力が行使できること”だと言えます!

エニアグラムタイプ8がモチベーション高く仕事ができる条件(職場環境)について紹介します。 

“戦いがあること”がモチベーションUP

タイプ8は、「強くありたい」と感じています。
そのため、「戦いに勝ち、自分の存在感を誇示でき、周囲の人や環境を自分の思う通りにコントロールできる」ときに、満足感を得られる傾向があります。

 “勝つこと”を重視するため、“力(地位、収入、権力)を手に入れること”に魅力を感じます。
また、勝つための戦いのスタイルとして、“度胸や根性”を重視するので、“度胸や根性が勝利に繋がる職場環境”であることが必要です。

さらに、勝利することだけが目的でなく、“戦いの中で感じられる刺激”も楽しみます。
つまり、タイプ8は、“度胸と根性が求められて、戦いの刺激のある職場環境”でこそ、モチベーション高く仕事できると言えます。
“力”と“度胸・根性”によって“勝利”が感じられる職場環境とは、例えば次のようなものが挙げられます。

  • 会社の創業期
  • 新規開拓事業
  • 競合との競争が激しい業界
  • 危機的状況にある会社や部署

など。

※補足
平たく言うと、タイプ8は、「“度胸がモノを言う&ハイリスク・ハイリターン&白黒がはっきりつく”戦いであるほど燃える」のです。
(…そのため、ギャンブルにハマりやすい人が多いのも特徴です。)

“人に命令できるポジション”だとモチベーションUP!

タイプ8は、「強くありたい」と感じているので、“支配する側”にいることにこだわります。
そのため、“権力のある職位(人に命令できるポジション)”でいる方がしっくりくることになります。
(逆に、“支配される側”にいることを強く嫌がり、自分が命令されるポジションから抜け出せない場合はモチベーションが上がりません。)

よって、“部下を持って仕事ができる(あるいは、そのチャンスがある)職場環境”が、モチベーションを持って仕事に取り組む上で重要だと言えます。

※補足
ここで言う“部下”とは、単に“命令できる相手”であれば良いわけではありません。
“信頼関係を構築できる相手”であることも大事です。
つまり、一緒に仕事するだけでなく、腹を割って話ができることも大事なわけです。
タイプ8は親分肌なところがあるので、部下は、“勝つための駒”として扱うのではなく、“弟分(妹分)”として可愛がります。

 

“ライバルがいる”とモチベーションUP

また、タイプ8にとっては、職場に“ライバルがいること”も、仕事のモチベーションが上がる要素になります。

ここで言う“ライバル”とは、“本気で戦えて、時には本音で語り合える人”です。
タイプ8は、物言いがストレートで、「本音でぶつかり合うことでお互いに仲良くなれる」と感じているところがあるので、その“ぶつかり”を受け止めてくれる人を求めています。
(ぶつかっていったときに、逃げたりごまかしたりする人のことは、認められないわけです。“ぶつかり”とは、相手の度胸を確認するためにやっているとも言えます。) 

※蛇足的な補足
ライオンは、スキンシップの一環として、兄弟同士で甘嚙みし合うことがあるようです。
そこに、悪意はないわけです。(むしろ、愛情表現。)
タイプ8が時に人に攻撃的に“ぶつかっていく”のも、これに似ていると思います。(ただ、小動物からしたら恐ろしいことでしょうけどね。笑) 

 

エニアグラムタイプ8モチベーション高く仕事できる条件(職場環境)まとめ
  • タイプ8は、「強くありたい」と願い、戦いや勝利を求めるので、“戦いの刺激があり、度胸と根性が求められ、リーダーのポジションで仕事ができる職場環境”でこそ、モチベーションが高まる。
  • 本気でぶつかり合えるライバル”がいると、さらにモチベーションが高まる。

エニアグラムタイプ8|ストレスを感じる仕事の条件

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タイプ8が、ストレスを感じる職場条件として、“昇格チャンスがない”、“弱々しい人と一緒に仕事をする”ことが挙げられます!

 

エニアグラムタイプ8が“ストレスを感じてしまう仕事条件(職場環境)”について紹介します。

“人の上に立つチャンスのない職場環境”はストレス!

タイプ8は、「強くありたい」と望むため、“人に支配されること”を嫌がります。
よって、

  • 下っ端として扱われる
  • 頭ごなしに命令される
  • 逐一細かく指示される

などは、ストレスを感じます。

特に、“自分よりも弱い(と感じている)人間”から攻撃を受けるようなことは、耐えられないと言えます。
(例えば、「決断力のない上司に小言を言われる」、「部下に陰口を言われる」、「年下に舐められる」などは、受け流せないわけです。)

しかし、そうは言っても、誰しもが最初は下っ端からのスタートですし、成果を出せていない内は舐められてしまうこともあるでしょう・
だから、タイプ8にとって重要なのは、(一時的に下っ端を経験するのは仕方ないとしても、)“昇格するチャンス”があることです。
それがあれば、「いつか見てろよ!」と闘志をたぎらせて、一時的に下っ端でも我慢できると言えます。

そういった意味では逆に、本当にストレスを感じる職場環境なのは、“昇格するチャンスがない職場環境”にいることだと言えるでしょう。
(「上のポストが空かない」、「出世の機会が回ってこない」、「権力争いに関われない」、など。) 

“弱い人間”がいる職場環境はストレス!

タイプ8は、“勝つ”ためにパワフルに活動します。
そのため、自分と同じチームの中に消極的な人や軟弱な人がいることは、耐えられないと言えます。
例えば、

  • 上からの指示を待っている(主体性がない)
  • 自分の意見を言わない(自分で考えていない)
  • 意見が異なる場合に、簡単に迎合する(討論しない)
  • 行動しない(口先だけ達者)
  • 不満があっても直接文句を言わない(陰では愚痴る。陰湿。)

など。

※補足
タイプ8は、勝気な性格と言えます。
そのため、“強気で高圧的な人”とは衝突してしまうこともあります。
しかし、タイプ8は裏表がない性格で、サッパリしている人が多いので、(喧嘩っ早いところはありますが、)一度ケンカすれば仲良くなれたりもするものです。
なので、こういった人相手には、そこまでストレスにはならないと言えます。 

“協調性の高い人や繊細な人が多い職場”だとストレス!(を、受ける可能性あり)

 タイプ8は、自分の威圧的な態度のせいで、人が自分に恐怖して離れていくこともストレスに感じます。
(舐められるのは嫌なので威圧的態度は解除できないけど、そのせいで人から距離を取られるのは寂しい。)

 “威圧的な態度”に対して、距離を置くという対策を置くのはどういう人でしょうか?
それは例えば、自分よりも周りの人の気持ちを尊重する人や、控え目で感受性が高い人が多いと言えます。

よって、タイプ8にとって、“協調性の高い人や、繊細な人が多い職場”だと、(避けられたり、パワハラを叫ばりたりして、)ストレスを感じることになる可能性が考えられます。 

エニアグラムタイプ8が“ストレスを感じてしまう仕事条件(職場環境)”まとめ
  • タイプ8は、「強くありたい」と望むため、「人に支配されること」がストレス。よって、“権力を手に入れるチャンスのない職場環境”は避けた方が良い。
  • また、“弱い人”と一緒に働くこともストレス。
  • さらに、(威圧的な態度によって)自分から人が離れていくこともストレス。よって、“繊細な人が多い職場環境”もストレスに繋がる可能性が高い。

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Chiyoエニアグラムタイプ8適職診断」の最後に。

Chiyo

ここまでお疲れ様でした!
“エニアグラムタイプ8の適職診断”については以上です。

これを読んでくれているあなたが、就活中か、これから就活予定か、あるいは適職迷子の社会人なのかは分かりませんが、“職選び”は人生レベルで重要なテーマだと思います。
そこに対して、少しでも“気付き”を提供できたのなら嬉しい限りです!

ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

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